|
23日に燕市・福勝寺で第38回お寺で音楽を楽しむ会「アンサンブル オビリーによる室内楽」、今回はベートーベン特集 (2010.9.22)
|
|
|
|
「秋分の日」の23日午後2時から燕市大曲、浄土真宗本願寺派福勝寺(黒田玲映住職)で第38回お寺で音楽を楽しむ会「アンサンブル オビリーによる室内楽」が開かれ、弦楽でベートーベンの楽曲を奏でる。
|
第38回お寺で音楽を楽しむ会「アンサンブル オビリーによる室内楽」の本番前日22日に福勝寺で行われたリハーサル
|
出演は、バイオリンの佐々木將公さんと村田泰子さん、チェロの片野大輔さん、ピアノ佐藤瑠美さんの5人。本番に向けて前日22日は同寺でリハーサルを行った。
「アンサンブル オビリー」は、新潟市や長岡市出身で県内を拠点に活躍するプロ奏者で8年前に発足。今回は同寺の要望もあってベートーベン特集。ピアノ三重奏曲の『街の歌』と『大公』や弦楽四重奏曲などベートーベンばかり4曲を演奏する。
リハーサルでは演奏はもちろん、サウンドもチェック。一般のホールは残響が多いが、本堂は畳敷きのこともあって吸音され、楽器から出ている音が演奏者の耳に返ってきにくいが、本堂の内陣を仕切る扉を閉めるとちょうど反響板代わりになり、音色のつややかさが一段と増していた。
|
本堂での演奏
|
同寺では、地域の人が集まる集会所のような役割も果たした昔の寺の機能を取り戻せたらと平成6年から「お寺で音楽を楽しむ会」を組織し、本堂でクラシックコンサートやジャズコンサートなどのイベントを年に2、3回行っており、毎回70人前後の来場がある。
「アンサンブル オビリー」は数年前から何度か出演しており、もう一度「アンサンブル オビリー」の聴きたいからと心待ちに来場する人もおり、初めての人にも気軽な参加を呼びかけている。
演奏は休憩をはさんで約2時間、料金は1,000円。さらに1,500円で懇親会にも参加できる。問い合わせは同寺(電話:0256-63-5004)へ。
|