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「秋分の日」23日の三条は雨降りで最高気温は10月下旬並みの17.4度にとどまる (2010.9.24)
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「秋分の日」だった23日の三条は雨降りで、1日の降水量は累計36.5ミリ、最高気温は10月下下旬並みの17.4度にとどまった。
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弥彦村の田んぼで出番を待つビニールシートをかぶったコンバイン、奥に赤い大鳥居と県境の山
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雨は明け方に強く降り、1時間単位の降水量で午前3時の6.5ミリが最高、次いで午前5時の6.0ミリ、午前2時の4.5ミリの順に多かった。夕方にはいったん収まり、午後4時から9時まで降水量を記録するに至らなかった。
気温は最低が午前6時の15.9度で平年並み、最高は午後5時の17.4度で10月下旬並みの肌寒さだった。
「秋分」は二十四節気のひとつで、秋の彼岸の中日。太陽が真東から出て真西に沈み、昼夜の長さがほぼ等しくなる。「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉があるように夏の陽気が去って秋になるころとされるが、ことしの「秋分」は一気に秋も終盤を思わせる気温となった。
県境の山には低く雲が垂れ込めた。稲刈りは後半で、まだ収穫が終わっていない田んぼも多いが、降り続く雨にコンバインがエンジン音を響かせることはなく、ブルーやオレンジのビニールシートをかぶったまま点々と田んぼに残されて出番を待っていた。稲穂は冷たい雨に打たれて倒れ、収穫をせかすようだった。
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