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燕市分水地区の酒呑童子行列実行委員会と分水異業種交流会は、ことしも10月10日に国上山で第6回越後くがみ山酒呑童子行列を行うので、国上山からふもとまでを歩く行列の参加者を30日まで募集している。あわせて、今回初めて、伝説の主人公「酒呑童子」に変身する前の「外道丸」役の男性を3人募集、縁結びを願う独身男性の応募を待っている。
燕市分水地区の砂子塚に生まれたとされる伝説の鬼、酒呑童子（しゅてんどうじ）にちなんで毎年行っている行事。参加者は鬼の面などをかぶり、縁結びやそれぞれの願いを込めて国上山中腹にある国上寺から、ふもとの道の駅国上までの林道・国上長崎線を練り歩く。 優秀者に豪華賞品をプレゼントする鬼の仮装コンテストも行い、毎回、500人から600人を超える大行列となっている。 行列は、午後4時40分から国上寺で出発セレモニーを行い、5時に出発する夕暮れから夜にかけての「鬼の灯火行列」。参加者を鬼の面をかぶったり、仮装したりして、ろうそくの火などの明かりとともに約2.3キロの林道を下る。 行列の参加費は、1人500円で、小学生以下は200円。参加特典として全員に「酒呑童子行列オリジナルTシャツ」と絵馬が付き、行列終了後は温かい良寛汁をふるまう。
Tシャツは、申し込みのときにサイズを聞いて引換券を渡し、当日、道の駅国上で参加受付を行って引き替える。行列のときにつけてもらう鬼の面は、過去に参加したときの面をつけて参加するリピーターも多いが、初参加など希望者には1枚200円で販売している。 仮装コンテストの参加者は、当日の午後2時半までに「鬼」の仮装をして会場受付でエントリーする。審査を行って優秀者にはパナソニック電工やJA越後中央分水支店の協賛賞品、岩室温泉宿泊券などを贈り、仮装参加者全員に「てまりの湯」の利用券をプレゼントする。 また、ことし初めての企画となる「外道丸」役募集は、18歳以上の独身男性3人を募集。当日は衣装を外道丸の衣装の着物を付けて、行列の先頭を歩く。酒呑童子神社は縁結びも願う神社としており、参加者には縁結びの御利益があるかも。 ほかにもこの日は、午前11時から道の駅国上で協賛行事が行われ、酒呑童子行列スタンプラリー、金杯御輿登場、県内酒蔵提供地酒試飲会（一般参加費200円）、バルーンアートショーなどをだれでも楽しめる。 当日、行列の参加者は道の駅国上で受け付け、午後3時45分から4時15分に運行される国上行きシャトルバスで行列出発地点に移動する。また、分水公民館、市役所燕庁舎、及び吉田庁舎の3カ所からも道の駅国上経由でシャトルバスが運行される。参加やシャトルバスの問い合わせ、申し込みなどは燕市分水地区観光協会（分水商工会館内・電話：0256-77-7277）、道の駅「国上」内ふれあいパーク久賀美、市役所燕庁舎内の燕市商工観光課へ。 関連リンク
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