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燕市松長小に無償貸与された食品資源リサイクルの生ごみ処理機「マジックバイオくん」のお披露目式 (2010.10.5)
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工作機械やフロアラインを設計、製造する(株)ダイワメカニック(細川哲夫社長・燕市井土巻4)は、燕市立松長小学校(関昌子校長・児童66人)に食品資源リサイクル機器の生ごみ処理機「マジックバイオくん」を無償貸与して同校に設置し、5日午後1時半からそのお披露目式を行って稼働開始した。
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「マジックバイオくん」に生ごみを投入する子どもたち
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「マジックバイオくん」は大きめの洗濯機を2つ並べたようなサイズで、体育館わきに雨囲いを作ってその中に設置した。
「マジックバイオくん」の近くに紅白幕を張ってお披露目式。全校児童が集まり、関校長や地元の田辺博市議、細川ダイワメカニック社長があいさつし、斉藤純郎教育次長から細川ダイワメカニック社長に感謝状を贈呈した。
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斎藤教育次長から細川ダイワメカニック社長に感謝状の贈呈
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児童代表がバケツに入ったこの日の給食の残り1.9kgとそのほか1.2kgの計3.1kgを、「マジックバイオくん」の上のふたを開けてこれも洗濯機の要領で投入。キーを回してスイッチをオンすると、児童は大きな拍手。児童代表がお礼の言葉を述べた。
「マジックバイオくん」は、広島県広島市の(株)テックコーポレーションが製造する。微生物の働きで生ごみを水蒸気と炭酸ガスに分解して85%から90%も大幅にごみを減らす「バイオ式」と呼ばれる処理方式。7時から12時間でごみを処理し、残りかすもたい肥に役立てられる。価格は数百万円で、関西では導入が進んでいるが、関東以北はこれからという。
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「マジックバイオくん」に興味津々の児童
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ダイワメカニックはその代理店で、まだ地元では実績のない「マジックバイオくん」の導入を図り、子どもたちにもリサイクルの大切さを学んでもらおうと、関係者を通じて無償貸与する先を探して松長小に貸与することにした。
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