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この秋で3回目を数える越後三条の文化や歴史をたずね歩く「まちあるき」、今回も人気で参加申し込み順調 (2010.10.15)
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三条市まちあるき連絡協議会は、9月23日から11月14日までの間に、三条市の日常を歩いて旅する11コース計14回を設定した「越後三条 ものづくりの心に出会う『まちあるき』」を行っており、麺匠と巡る三条カレーラーメン探訪や寺町散策銘菓との出会いなど、各コースとも申し込みも順調だ。
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10月3日に行われた「まちあるき」“器”に入れたものづくりの心〜八幡小路ぶらり〜
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同協議会は、三条市のまちづくりを考える団体や個人などで組織。まちあるきは、「ものづくり」を共通コンセプトに、地元ガイドや職人とともに歩いて巡る趣向を凝らしたコースを設定。昨年秋に初めて行い、春に続いて今回で3回目になる。
今回も市内、市外を問わず参加してもらい、日常に溶け込んだ「ものづくりの心」にふれ、これまで通り過ぎていた風景や知らなかった三条のまちの魅力をより深く感じてもらおうというもの。
すでに10月13日までに、半分の7回が終了。いずれも最少催遂行人員を超える申し込みで、定員を上回るコースもあった。今後の7コースについても、まもなく定員に達するコースや、すでに定員を上回っているコースもある。
11月6日の「〜伝統と革新の三条刃物〜鍛冶職人・日野浦司の世界〜」は定員6人に対して13人の応募、10月23日の「玉川堂と人間国宝・玉川宣夫のさくいん観賞〜職人気分で鎚起銅器製作体験〜」も定員8人を上回る応募で、いずれもキャンセル待ち。
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ふだん、車では通らないであろう小路を歩くのも「まちあるき」の大きな魅力
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今後コースのひとつは、「ものづくりまち」を支え、注目を集める「三条カレーラーメン」を味わえるコース「麺匠と巡るカレーラーメン探訪〜第3章〜」。3日間開催のうちの最終日10月18日の北入蔵コース。、いずれも午後6時半にスタート。地元店主がガイドになり、厳選した3軒のハーフサイズのカレーラーメンを食べ歩く。それぞれ、参加費はカレーラーメン代込みで1,300円。定員は13人だが、申し込みも多く、参加したい人は早めに申し込んだ方がいい。
ほかにも、老舗和菓子屋の職人を招いて和菓子づくり体験もする「味わって、作って感動ぶらり寺町散策銘菓との出会い」、三条刃物を使って箸作りの体験もある「〜木づかいを心で感じる〜まちあるきと箸づくり体験」、予約不要の「〜紅葉の庭園散策〜秋のオープン・ガーデン巡り」など各コースともそこで育った人や生活をする人たちならではのプランが満載だ。
いずれも、参加申し込みや問い合わせは、三条商工会議所内の同協議会事務局(電話:0256-32-1311)で平日の午前9時から午後5時まで受け付けている。各コースとも先着順で、定員になりしだい締め切る。当日の天候などでコース内容を変更、中止することもある。各コースの所要時間は1時間半から3時間。スケジュール、参加費、定員など詳しくは燕三条まちあるきのホームページで確認できる。
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