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第5回燕市展が開幕、市民芸術の粋241点を展示して初日の出足順調、人間国宝玉川宣夫さんの木目金花瓶も展示 (2010.10.15)
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第5回燕市美術展覧会(市展)が15日、開幕した。18日までの4日間、燕市吉田産業会館で開かれており、初日は朝方に強い雨に見舞われたが、午後1時までに169人が来場し、出足は順調だ。
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15日開幕した第5回燕市美術展覧会
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ことしは日本画、洋画、工芸・彫刻、書道、写真の5部門に197点の応募があり、13日に行った審査で入選以上となった173点と、燕市美術協会会員出品68点の計241点を展示している。
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1部100円で有償頒布している第5回燕市展の出品目録
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開場は毎日午前9時から午後5時まで、最終日18日は午後3時まで。入場は無料。入選以上の出品者名と受賞作品すべての写真を収録したモノクロ印刷尾とカラー印刷の2種類の目録を作成。モノクロは無料、カラーは1部100円で有償頒布している。
初日は平日のこともあって仕事をもたない年配の人の来場が多かった。出品数は昨年を下回ったが、日本画、洋画、書道の3部門では昨年を上回った。審査員の作品の質に対する評価も高く、昨年と比べて見劣りするようなことはない。
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燕市美術協会会員作品として市展会場に展示されている人間国宝玉川宣夫さんの作品「木目金花瓶」は必見
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来場した人は展示会場のゆったりした空間で市民に芸術の粋をたんのうし、身近な芸術の秋を味わっている。また、先に「鍛金」で人間国宝となったばかりの玉川宣夫さん(68)=燕市花見=さんの作品『木目金花瓶』が展示されているのも話題を呼んでいる。
会期がちょうど燕市議選と重なり、投票日の17日は投票に出掛けた足で市展会場にも足を運んでもらえるのでは、関係者は「市議選効果」にも期待している。
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