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三条市一ノ木戸小で文化祭、新型インフル流行で規模縮小だった昨年から打って変わって盛大に (2010.10.18)
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三条市立一ノ木戸小学校(広川治夫校長・児童700人)と同校PTA(名古屋孝徳会長)は17日、同校で文化祭を開き、小学校の思い出の1ページを刻む年に一度の学校の「お祭り」を学校と児童、保護者が一体になって盛り上げた。
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17日開かれた三条市立一ノ木戸小学校の文化祭
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教室はふだん整然と並んでいる机を島のように真ん中に集めて工作の展示台に早変わり。壁には図画の作品がびっしりと並び、見慣れた殺風景な教室にさまざまな色が並んで、にぎやかになった一方、作品だけが並ぶ教室は静かで、ちょっとした「子ども美術館」だ。
対照的にバザー会場の体育館は大にぎわい。ステージでは児童発表会を開き、凧ばやしクラブが太鼓演奏を披露したり、6年生が合唱発表を行ったりして盛り上げた。
ふだんは給食以外で学校でものを食べることはなく、菓子でも食べていようものなら大目玉を食らうところだが、文化祭ではノールール。保護者が販売する焼きそば、綿あめ、フランクフルトを食べ歩き、ステージに腰掛けたり、歩きながら食べたりしてもだれにも怒られず、児童は解放感でいっぱいだ。
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色とりどりの作品が並ぶ教室
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お父さんはエプロンをつけて家ではめったに見せないようなハッスルぶり。お母さんもちょっぴりおめかしして、子どもたちに大サービスだ。
当たり前のように映るにぎやかな文化祭の風景だが、このにぎやかさも実は2年ぶり。というのも昨年は新型インフルエンザの流行であらゆるイベントの自粛が広がった。同校も例外でなく、大幅に規模を縮小しただけに、当たり前なにぎやかな文化祭が戻ったことがいちばんの喜びだった。
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