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三条市長選が告示、国定勇人氏の出陣式や第一声 (2010.10.25)
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三条市長選挙が告示された24日、立候補の届出を行った国定勇人氏(38)は、選挙事務所=東三条1=で出陣式、続いて第一声を放って1週間の短期決戦をスタートした。
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選挙事務所前で第一声を放つ国定氏
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後援会の池田英夫会長は、集まった支持者200人余りに対してこれまでの活動の経緯を話し、「最後の詰めでございます。本当に悔いない戦いを展開したい」と支援を求めた。
来賓の地元選出の菊田真紀子衆院議員をはじめ、森裕子、佐藤信秋、塚田一郎、中原八一の各参院議員、竹山昭二、佐藤卓之の両県議がそれぞれ祝辞を述べた。
国定氏は「きょう、晴れて市長候補者になりました、国定でございます」と始め、支持者に感謝の言葉を述べると「勝つぞー!」コールを三唱して閉式。引き続き事務所前で第一声を放った。
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出陣式で「勝つぞー!」を三唱
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「この4年間、愛する三条が少しでもいい町になりたい。そんな思いで走り抜けてまいります」と国定氏。さまざまなことあった4年間、片時も忘れず、思いを強くさせたのは三条の「すごみ」、「奥深さ」、「すばらしさ」で、その原点はバランスにあるとの持論を示した。
農業や経済、世界を取り巻く環境を見ると「このまま漫然と市政運営を続けていくだけでは、この町の発展はなかなか望むべくもない」。そのため、公約に掲げた5つの徹底と3つの基盤づくりをを説明したが、それも手法のひとつでしかない。
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大勢参集した支持者に笑顔で感謝する国定氏
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最も大事なことは、三条市、市民、市内企業の可能性を徹底して信じ切ることで、小中一貫教育の問題で中学生によるいじめを心配していて政策が推進できるのか、町がだめになっていくと心配ばかりしていて町が成り立つのかと問い、「すべては信頼なんです」と訴えた。
これから先も三条市や市民を信じ続け、「今度はわたしにもひとつ信頼をいただきたい。わたしを信じていただいて、これから先の4年間、皆さま方と一緒になってすばらしい三条市づくりをする。これがわたし自身の心の誓いであります。そういうわたしの誓いをぜひとも皆さま方、信じてください」と支援を呼びかけた。
第一声の後半では、ボルテージが上がって早くも声がつぶれるのではと思うくらい、叫ぶような演説となっていた。
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