三条市長選は前回と同じく国定氏と山井氏が一騎打ちのリターンマッチに挑む (2010.10.25)

任期満了に伴う三条市長選挙が告示された24日、2期目を目指す現市長の国定勇人氏(38)と元三条市議で会社顧問の山井伸泰氏(63)が立候補の届出を行い、31日の投票日までの選挙戦をスタートした。4年前の市長選挙と同じ両氏の一騎打ちで、まさに再戦、リターンマッチ。ただ、前回は両氏とも新人での出馬だったが、今回は山井氏が小中一貫教育やパルム問題を争点という新たな武器で再戦に挑めば、国定氏はこれまで4年間の実績と、次の任期4年間の具体的な施策を掲げて迎え撃つ形で火ぶたを切った。

24日行われた三条市長選、立候補の届け出の受け付け

立候補の届出の受付は午前8時半から午後5時まで。会場の三条市役所三条庁舎には、午前7時57分に国定氏の陣営から2人、8時20分に山井氏の陣営から2人が訪れ、くじ引きの結果、国定氏、山井氏の順で立候補の届出を受け付けた。

先の立候補予定者説明会では、国定、山井両氏の陣営のほか、ひとりが説明を聞いたが、告示前に立候補の意思がないことが確認されていた。

三条市役所前の三条市長選への投票を呼びかける看板とポスター掲示板

同選挙は31日投開票。10月23日限材の選挙人名簿登録者数は、男41,422人、女44,555人、合計85,977人。期日前投票は翌25日から30日までの6日間、午前8時半から午後8時まで受け付ける。