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「さんじょう下田産サツマイモ収穫体験バスツアー」に50人が参加して秋晴れの下田郷を満喫 (2010.10.26)
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食と農の連携協議会「三条まんま塾」(川瀬弓子会長)と三条市農業担い手協議会(野崎文夫会長)は23日、下田地区で「さんじょう下田産サツマイモ収穫体験バスツアー」を行い、参加した50人は秋の下田郷で秋の自然や味覚を味わった。
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23日行われた「さんじょう下田産サツマイモ収穫体験バスツアー」で三条縄文どじょうの養殖池を見学
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市役所三条庁舎から市のマイクロバス2台に分乗して下田地区へ向かい、サツマイモの収穫を体験をメーンに、農業体験学習施設「よってげ邸」で、地元の農家の人が旬の農産物で調理した手料理で昼食。
道の駅漢学の里しただの庭月庵悟空駐車場で毎週末に開かれている農産物の直売所「しただうんめもんフェア」で買い物したあと、三条縄文どじょうの養殖池やサツマイモの収穫の傷を修復させるキュアリングの保管庫も見学した。
三条まんま塾は、市内の農家をはじめ流通業者、小売店といった業界、さらには個人など地産地消を進める200人近くが会員。昨年は栄地区で同様の事業を行っており、今回は下田地区を舞台にした。
自然あふれる下田郷の秋を楽しんでもらおうと企画したが、今回はあいにく、それがあだに。この秋、下田地区はクマが異常出没していて危険があるため、イモ堀りは掘るというより小イモを拾うていどにして早々に切り上げた。
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2,000平方メートルを超す大きな養殖池
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親子や年配の人が中心の参加者には残念だったが、この日の最大の収穫は、抜けるような青空が広がる秋晴れ。暑くも寒くもなく、紅葉の始まりかけた木々が常に視野のなかにあり、下田郷の雄大な秋の自然のなかで過ごしていれば、それだけで大満足の“もうけもの”の1日だった。
三条縄文どじょうの養殖池は、5年前に始まった「三条どじょうプロジェクト」でドジョウの養殖に取り組む市内のメンバー7人のうちの1人の養殖池。2,000平方メートル以上の池でドジョウを養殖しており、残留農薬の侵入を防ぐためのシートを敷き、天敵のヤゴやオタマジャクシからドジョウを守るために池の上に張っているネットなど、さまざまな工夫を説明する一方、養殖地からドジョウをすくい、たらいに移して見てもらった。
大半の人にとって養殖池のドジョウは予想以上に大きく、「まるまると太ってるんだね」。子どもたちも興味津々で、たらいの回りをぐるりと囲んで陣取り、ドジョウを自分の指でさわってみて感触を確かめて体験学習していた。
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