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県央工高で県央工祭、工業高校ならではの技術やアイデアが光る文化祭に (2010.10.30)
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県立新潟県央工業高校(坂井章校長・生徒577人)で30日、同校文化祭、県央工祭「創造 Project〜技を極めた者たちの祭典〜」が開かれた。
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30日、新潟県央工高で開かれた県央工祭のネーム・プレート製作
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各学年5クラスの15のクラス展示をはじめ、12の部・同好会展示、10の委員会・教科・生徒会などの展示が行われ、各会場を回るスタンプラリーやPTAによるモチつきも行われた。
生徒はそれぞれ趣向を凝らして趣味や遊び心も結集させて会場づくりした。授業を受けている教室がお祭り会場で、そこでうどんを食べたり、金魚救い?したりの非日常も楽しいが、あちこちに工業高校ならではの知識や技術、アイデアが光る。
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ピンポン球とばし
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レザークラフトで作るストラップ
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木造軸組み模型
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ピンポンとばしでは、ピッチングマシンと同じ原理の高速回転するモーターでピンポン球を送り出す装置を自作した。ネーム・プレート製作は、校外のイベントにも積極的に出店しており、パソコンで文字を入力すると同校教諭がプログラムしたソフトウエアで旋盤が自動的にプラスチックプレートに文字を彫る。
扇風機で起こした風をプラペラで受けて発電し、東京スカイツリーの模型に取り付けたLED電球をともす実験装置も。ただし、模型にたくさんついたLEDのうち、風力発電のエネルギーで点灯しているのはてっぺんの1個だけという「なんちゃって」ぶりも楽しい。
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廊下に掲示された催しPR看板もにぎやかに
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一方、建築工学科による木造家屋の木造軸組み模型には、来校した保護者も興味津々。木で作ったいすには、「いい感じね〜」と持って帰りたそうだった。機械加工科の実習作品や材料技術コースのセラミックス加工など、技術加工のクオリティーにも目を見張っていた。
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