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三条市長選に再び敗れた山井氏、「三条に民主市政を取り戻すまで」と誓う (2010.11.1)
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三条市長選に思わぬ大差で敗れた山井伸泰氏(63)=無所属・新=の選挙事務所では、開票の始まる午後9時ころには200人近い支援者が訪れ、中間発表を待った。
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支持者にわびる山井伸泰氏
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10時15分、連絡が入ったと高坂市議がマイクを持ち、「誠に残念な結果をご報告しなければなりません。申し訳ございません、大差でございました」と、票数を読み上げると、集まった支援者から「あ〜っ」と一瞬、ため息のようなどよめきがおこった。
後援会組織の役員があいさつ。それぞれが支援者に対して力不足をわびるとともに、外山晴一幹事長は「わたしどもの戦いはここで終えるわけではないので、国定市政への批判は続ける」。
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選挙戦を戦い抜いた山井氏に拍手を送る支持者
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村上幸一会長は、「長い間、みんなで一生懸命になりながら山井さんのために頑張ってきたのですが、本当に力不足で、本当に皆さんには大変申し訳ない」と声を詰まらせ、頭を下げた。内田力顧問は「このあとの国定市政を正すために戦いますから、支援をお願いします」と述べた。
山井候補は、「みなさん本当に支えていただきありがとうございました。最高の陣立て応援、熱い三条の将来を思う情熱の施策提案、これらがそろいながら残念ながら負けてしまいました。原因はただひとつ、この身の不徳のいたすところでございます。心から皆さま方には、おわびを申し上げます。本当にありがとうございました」と頭を下げた。
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山井氏の敗北を支持者に告げる
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さらに、「しかしながらこの町の民主主義を取り戻すことで、戦いそのものは続くと思っております。私もこれからはその応援団の一員として、このこん身の力を振り向けながら、三条に民主市政を取り戻すまで、皆さんと手と手を携えながら歩いてまいりますことをお誓い申し上げ、お礼の言葉とさせていただきます。ありがとうございました」と述べ、再び頭を下げると、支援者から大きな拍手が送られた。
支援者へのあいさつのあと、インタビューに答えた山井氏は、「わたしに対して19,000余の批判の票が集まった、この重みを、当選された方は今後の市政運営に活かしてほしいと願うばかり」と答えていた。
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