5日早朝、燕市野中才で自転車乗りの83歳男性が車とぶつかって死亡 (2010.11.5)

5日早朝、燕市分水地区で自転車乗りが死亡する交通事故があり、前夜にも燕市吉田地区で自転車乗りの男子高校生が死亡する交通事故が発生しており、燕市内で2日連続で自転車乗りが犠牲となった。

死亡事故のあった燕市野中才のの主要地方道燕・分水線

燕署の発表では、5日午前6時20分ころ、燕市野中才の主要地方道燕・分水線で燕市中島、自営業浅野義朗さん(74)運転の軽乗用車が進路前方を同方向に進行していた燕市野中才、無職川本芳夫さん(83)の自転車にぶつかった。

この事故で自転車に乗っていた川本さんは長岡市内の病院に搬送されたが、午後0時12分に搬送先の病院で死亡した。死因は調査中。

近所の人によると、事故でぶつかったドスンと鈍くて大きな音が聞こえたと言う。亡くなった川本さんの家は事故現場の近所で、事故現場のすぐそばにごみ集積場があり、朝早くごみを出しに行った。浅野さんは家族を車でJR分水駅へ送る途中だった。

川本さんは頭などに外傷を負ったが、それが直接的な死因かどうかわかっていない。前日4日夜にも燕市高木地内で車とぶつかった自転車乗りの男子高校生が亡くなっており、ことしに入って4日までに同署管内で発生した死亡交通事故は5件で6人が犠牲になっており、昨年同期をそれぞれ1件、2人上回っている。

4日は自動車の運転手を自動車運転過失致死の容疑で逮捕しており、管内での相次ぐ重大事故の発生に、同署は週明けにも関係機関と連携して交通事故抑止の取り組みを検討する考えだ。