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「東別院」こと三条別院でお取越始まり、本寺小路周辺の露店市や植木市に65店が並ぶ (2010.11.5)
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三条市本町2、真宗大谷派三条別院、通称「東別院」では、5日から8日まで「お取越(おとりこし)」の名で親しまれる報恩講を行っており、7日までの3日間は、参道や周辺で露店市や植木市が店開きしている。
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三条別院のお取越で参道の本寺小路周辺に並ぶ露店市や植木市
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報恩講は浄土真宗の開祖、親鸞(しんらん)の報恩のため、親鸞の忌日を最終日として7昼夜に渡って行う法会。
地元では、お取越は寒波で荒れ模様になると言われ、冬の到来を告げる風物詩。ことしは今月2日に冬型の気圧配置となり、お取越しを待たずに三条市内でもあられが降るなどの荒天となった。
初日5日は日中、晴れ間も広がったが最高気温は午後2時の13.5度の肌寒い陽気。午後3時過ぎには雨が降り、出足は少な目だったが、あっという間に雨がやむとあたりにはぽっぽ焼などの香ばしいにおいがして、学校帰りの小学生や高校生がさそわれるように露店の店開きする参道を通っていった。週末にかけての露店市で夕方からは高校生や家族連れが訪れそうだ。
臨時露店市場は、植木の露店を含め、ぽっぽ焼きやお好み焼き、リンゴ飴、金魚すくいなど昨年より8店少ないが65店が出店している。
また、お取越臨時露店市場の開設に伴い、周辺では7日まで臨時の交通規制が行われている。
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