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13日に文科省の講師派遣で燕市学力向上シンポジウム、生活リズムの向上がもたらす学力向上などを考える (2010.11.8)
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燕市と燕市教育委員会では、13日午後2時から燕市文化会館で燕市教育立市推進事業として夢に向かう子ども応援プロジェクト「燕市学力向上シンポジウム」を開き、講演やパネルディスカッションを行う。
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13日に開かれる燕市学力向上シンポジウムのちらし
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文部科学省生涯学習政策局男女共同参画学習課の高口務課長が「基本的生活習慣の確立と家庭・地域の役割」をテーマに1時間の基調講演のあと、1時間のパネルディスカッションを行う。
コーディネーターは新潟大学教育学部の横山知行教授、パネリストは高口教授と藤沢健一燕市教育長、積極的に海外展開する新潟ダイヤモンド電子=燕市吉田鴻巣=の芦谷三郎常務取締役、保護者代表で燕地区の土田陽子さん、新潟大学教育学部4年生の分水地区の桑原加弥乃さんの6人。
燕市の児童、生徒の学力向上や生活習慣について市民とともに考えようと初めて開くシンポジウム。燕市は平成20年に教育立市宣言を行ったが、「将来への夢や目標」の低さなど多くの問題がある。
一方、平成18年度から文部科学省は「早寝早起き朝ごはん」国民運動の全国展開を進めている。子どもたちの望ましい基本的な生活習慣や先進的な実践活動を推進するなど子どもの基本的な生活習慣の定着を図ろうというもので、ベースには家庭教育の支援もある。
シンポジウムでは、好ましい生活習慣、生活リズムの向上から学力の向上へもつなげていってもらおうというねらいもある。燕市教育委員会の冨森ゆみ子教育次長が9月1日から文部科学省との人事交流で文科省初等中等教育局教育課程課専門官から教育次長に就任しており、冨森教育次長が文科省への講師の派遣依頼などを助言したこともあって実現する。
小中学生の保護者はもちろんだが、生活リズムは幼いころから養われるため、就学前の子どもの保護者にも参加を呼びかけている。入場無料だが、入場整理券が必要で、燕、分水、吉田の各サービスセンターと燕市総合文化センター、吉田公民館、分水公民館で配布している。
当日は無料託児所ルームや車いす席を設置する。詳しくは燕市教育委員会学校教育課(電話:0256-63-4131、内線754)へ。また、同じ日の午前は吉田公民館で「燕市まちづくり基本条例市民フォーラム」も開かれ、この日を「燕市のこれからを考える1日」としてアピールしている。
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