9日の強風で東三条駅前の空き店舗で屋根のトタン板がめくれ上がり、空き店舗前の道路は通行止めに (2010.11.9)

9日は冬型の気圧配置が強まって県内では強風が吹き荒れた。三条市消防本部の観測では、午後3時までの1時間に最大瞬間風速24.1メートルを記録する台風並みの強風を記録し、午後になって三条市・JR東三条駅そばの空き店舗では、屋根が風でめくれ上がって落下こそしなかったものの屋根の上で巻いたような形になり、建物が面した道路が通行止めになった。

ヤマトヤ東三条店裏の空き店舗の屋根のトタン板が強風でめくれ上がった

三条市東三条1地内の東三条駅前交差点角に、駅前ロータリーに店舗を向けるヤマトヤ東三条店の裏、東三条商店街の大通り（県道東三条停車場線）から見ると同店の右隣りになる空き店舗の屋根のトタン板がめくれ上がった。

東三条商店街の通り（県道東三条停車場線）から

トタン板はちょうどロールケーキのように巻かれてたような形で屋根の上にとどまり、遠目にはまるで紙のようにくしゃくしゃに。一部はヤマトヤ東三条店の店舗の上にも乗った。トタン板がめくれたときは、その下にあったと思われる黒い建築材料が「ゴーッ」という大きな音を立ててばらばらと落ちてきたという。

空き店舗裏側、長崎屋東三条店跡地から

さらに風でトタン板が落下するおそれがあるため、東三条停車場線は東三条駅前交差点から一新橋側、外山米店付近までの200メートル近い区間を通行止めに。第一産業道路側から真っすぐ東三条駅前に向かうと、東三条駅前交差点では右折できない。

風が強いため、トタン板を撤去する作業ができず、とりあえずワイヤで固定する作業を行っており、午後7時ころまでかかる予定。風が収まったら撤去に取りかかる。その後、通行止めの解除を検討するが、工事が仮止めていどなら再検討する。