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燕市新保地区田んぼアートで収穫したコメ200キロ余りを燕市に寄付 (2010.11.10)
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燕市景観作物推進協議会(桜井秀夫会長)は10日、燕市新保地区田んぼアートで収穫したコメ200キロ余りを燕市に寄付した。
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燕市新保地区田んぼアートで収穫したコシヒカリを手に鈴木市長(左)と燕市景観作物推進協議会の浜田副会長(右)
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同協議会の浜田佐登之副会長と事務局の西蒲原土地改良区吉田支所から灰野光義事務長の2人が午前9時前に市役所を訪れ、鈴木力市長に目録を手渡した。
燕市新保地区田んぼアートでは、40アールの水田に古代米も含む4種類のコメを育てたが、寄付したのは食用に適したコシヒカリ(つくばSD)だけで、450グラム入りを500袋、計225キロ。この日はサンプルだけ持参し、あとで精米などをして市に届ける。
燕市新保地区田んぼアートは、ことしで4年目。色の異なるイネを植え、ナスカの地上絵のごとく上から見る絵を田んぼに描くもの。ことしも吉田ふれあい広場西側の田んぼ40アールのカンバスに、それぞれ市民約250人が5月15日に田植え、9月26日に収穫を行った。
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ほとんどが一等米だった燕市新保地区田んぼアートのコシヒカリ
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ことしの燕市のコシヒカリは、猛暑の影響で一等米が10%にも届かず、田んぼアートでは手植えで粗植えしたのが効を奏したのか、逆にほとんどが一等米だったと言う。
ことしはプロ野球・ヤクルトスワローズにまとまった量の燕市のブランド米「飛燕舞」を納める計画だったが、一等米比率が低くて事実上、不可能となっただけに、鈴木市長は来年のモチーフはヤクルトスワローズのキャラクター「つば九郎」にできないかと提案。東京からの田植えや稲刈りのツアー参加も期待できるいうもくろみ、浜田副会長も前向きに答え、「ぜひ来年もいい形になるようにしたいですね」と話していた。
市では昨年までは寄付を受けたコメの使い道をひとつの課に任せていたが、今回は庁内の掲示板で活用方法を募集し、より効果的な方法でコメを活用する。
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