三条市体育文化センターで第28回ふるさと絵画コンクールの展示会、市内小中学生の入選以上の462点展示 (2010.11.20)

三条市PTA連合会は20、21の2日間、三条市体育文化センターで第28回ふるさと絵画コンクールの展示会を開き、最優秀賞から入選までの462点を展示している。

20、21日と三条市体育文化センターで開かれている第28回ふるさと絵画コンクールの展示会

ことしは小学校の部と中学校の部に合わせて845点の応募があり、小中学校の美術担当教諭らの審査で、各部門7点の最優秀作品14点はじめ、金賞18、銀賞27、銅賞36、入選367の462点を決め、展示している。

作品は、五十嵐川、八木ヶ鼻、大谷ダム、高城登山など自然の風景から、本成寺、八幡宮をはじめ、石動神社、諏訪神社、荻堀神社など寺社や学校、町並みといった身近な風景もあり、小学生の作品では、夏まつりの花火、三条祭りのてんぐややっこ、本成寺の鬼踊りもある。

五十嵐川を描いた作品が目立つのも例年通り。ただ、7・13水害以降は災害復旧工事のようすが描かれたものが多かったが、工事がほぼ完了したことで、五十嵐川に架かるきれいな橋、夕日に染まった川や町、緑の草花もある河原など穏やかな流れを写すような作品が多く、水害復興記念公園の慰霊碑を描いた作品もあった。

開場と同時に家族連れなどが訪れ、わが子の作品を撮影したりしながら、「上手らね〜」と子どもたちの力作をじくりと観賞していた。

20日に三条市中央公民館で行われた表彰式

2日間とも午前10時からで、20日は午後8時まで、21日は午後4時までで、だれでも観賞できる。なお、最優秀作品は12月に部門ごとに三条市役所三条庁舎の市民ギャラリーに展示される。小学校の部は12月1日から15日、中学校の部は16日から30日。

また、初日20日は午前9時半から三条市中央公民館で表彰式を行い、入賞者に賞状を贈った。