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今冬の燕市除雪計画路線は延長430km、地吹雪にも警戒、パトロールを強化 (2010.11.24)
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燕市は24日午後2時から分水公民館で平成22年度除雪対策会議を開き、今年度の除雪計画を説明し、自治会長や関係機関に協力を求めた。
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24日、燕市で開かれた平成22年度除雪対策会議
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鈴木力市長をはじめ担当職員、市議会、燕署、新潟県三条地域振興局、公共交通機関、電気、ガス、電話、建設業などの関係機関と自治会長など138人が出席。除雪を担当する市都市整備部土木課長はじめ、三条地域振興局が今年度の除雪計画について説明、燕署から冬場の事故防止などの注意点を聞いた。
市全域の車道(国県道除く)の機械除雪を行う除雪計画路線延長は430.0km(前年度比1.0km減)で、消雪パイプ延長は357.3km。歩道の除雪計画路線延長は80.3km(同4.4km増)。
市道の出動基準は、昨年までと同じく舗装道路上の積雪深がおおむね10cmを上回っている場合を標準とし、道路状況や除雪機械の稼働状況などによって優先度の高い路線から出動する。
また、昨年度の全市一斉除雪は一昨年度より6回も多い8回で、12月に3回という近年になく出動が早かった。新潟市では地吹雪で多数の車が道路に閉じこめられる事態も発生していることから、道路パトロールのいっそうの充実を図り、万全の体勢にすると説明した。
燕署からは昨冬、凍結した路面による交通事故で2人が死亡しており、凍結路面対策の徹底を求めた。放射冷却が予想される日やしみ出した水が凍結する場所などとくに注意が必要として不幸な事故を防ぐための対応と協力を求めた。
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