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27日の「ル レクチエ」販売解禁日を前に県内産地で出荷始まる (2010.11.26)
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西洋ナシ「ル レクチエ」の主産地である本県は、27日がことしの「ル レクチエ」の販売解禁日。その前日26日、県内の産地でいっせいに「ル レクチエ」の出荷が始まった。
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JAにいがた南蒲須田地区選果場に出荷された「ル レクチエ」
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「ル レクチエ」の産地の加茂市内でも出荷が始まり、JAにいがた南蒲須田地区選果場ではこの日、4キロ1ケースで約200ケースが出荷された。形や色、傷などで品質を決め、最高ランクの「赤秀」は半分近くを占めた。
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最高級品の赤秀1ケース8玉の「ル レクチエ」
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加茂市内では、加茂地区選果場とあわせて毎年、6万から7万ケースを出荷している。ことしは夏の猛暑で生育が昨年より5日ほど遅れ、小玉傾向だがその分、糖度は高いと言う。
昨年は大玉が多く、値段も安かったが、ことしは出荷量も1割ほど減ると予想され、その分も値段も高めになると見られている。
「ル レクチエ」は贈答品としての需要が広がり、年々、出荷が増えて値段も手ごろになってきているとはいえ、最高級品は昨年でも店頭で1ケース5,000円を割らなかったくらいで、冬の宝石と呼ぶにふさわしい高級果物として地位を確立している。
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