県央地域農産物・農産加工品提案会〜秋の陣〜でル　レクチエや越後姫をはじめ地場産の農産物と加工品を実需者に提案 (2010.11.27)

県三条地域振興局農業振興部と県央農業振興会議は25日、燕三条地場産業振興センターで県央地域農産物・農産加工品提案会〜秋の陣〜を開き、西洋なし「ル　レクチエ」や超促成イチゴ「越後姫」をはじめ、地場産の農産物と加工品を生産者が地元の飲食店や旅館など実需者に提案した。

25日開かれた県央地域農産物・農産加工品提案会〜秋の陣〜

地場産の農産物や加工品に関心が高い食品産業・サービス業事業者などに、農業者など生産者が商品の提案を行い、参加者同士の情報交換を目的に開催しており、8月に続いて2回目の開催。

同振興局管内の三条、燕、加茂、田上、弥彦の農産物や加工品を販売する17の農業者や農業生産法人と、県央地域が中心の旅館や飲食、小売、加工業者や関係機関・団体など約80人が参加した。

三条地域振興局農業振興部が西洋ナシ「ル　レクチエ」と地場産の米粉を利用したメニューを紹介し、17の農業者などがそれぞれの生産する農作物や加工品を提案。葉物野菜をはじめサツマイモ、イチゴ、ギンナン、大玉ニンニク、豚肉や漬け物、いちじくジャム、シフォンケーキ、梅干し、こくわソースなどの加工品のこだわりや生産方法、品質などを1件ずつ提案し、試食も行って商談した。

県内の大手スーパーマーケット関係者は、地域のおいしいものやこだわって作っているものを知ることができたと話していた。県央地域のホテル経営者は、地元でいろいろと採れることに驚いたと話したが、品質のよさもわかったが、実際の取引には値段の検討が必要になってくるとも話していた。

前回の提案会では、1件の商談がまとまったという。同提案会は今年度から3年間、年2回の開催を計画している。