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アジア大会カヌー・スラロームの女子カヤックシングルで銅メダルの三条市体育協会所属・山田亜紗妃選手が三条市長を表敬 (2010.11.29)
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中国・広州で行われた第16回アジア競技大会のカヌー・スラロームの女子カヤックシングルで3位となり、銅メダルを獲得した三条市体育協会所属の山田亜紗妃(やまだ・あさひ)選手(26)が、29日午後1時に国定勇人三条市長を表敬訪問した。
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握手する山田選手と国定市長
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山田選手は野崎勝康三条市体育協会会長、三条市スポーツ少年団事務局の岩瀬晶伍さんとともに市役所市長室を訪れた。
山田選手は、胸ポケットに日本オリンピック委員会のエンブレムが入ったブレザーに首から下げた銅メダル。髪を後ろにまとめ、日に焼けたさわやかな笑顔で国定市長と握手した。
身長158センチ、体重53キロで一見、筋肉質には見えないが、引き締まったスタイルに、腹回りが気になる国定市長も思わず、「まず、この体形がうらやましいですね」。山田選手は「着やせするタイプなんです」と受けていっぺんに和んだ。
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さわやかな笑顔の山田選手
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山田選手の「予選が1位だったので、優勝をねらうつもりで決勝をこいだので、悔しい銅メダルっていう感じですね」に国定市長は「僕らからしてみたら、すごいすがすがしい正々堂々とした銅メダル。輝いて見えます」。さらに山田選手が「この悔しさを来年から始まる五輪の予選で「もうちょっといい色を取って」と言うと、国定市長は「すばらし〜ですね!」と喜んだ。
国定市長も「五輪に出ていただけるともっと弾みが」と期待。山田選手は、カヌーはまだマイナースポーツだが、少しでも市民、県民に知ってもらうために、「ぜひ体験できる場を作っていただいて…」に「おっ、出た」と笑う国定市長。
国定市長もその思いに賛同し、「せっかくいい話題提供をいただいて、それをただ話題で終わらすのはちょっともったいないですからね」に野崎体協会長が「市長からいい案を出してもらって」とのっかると国定市長は「あんまりプレッシャーをかけられると」と苦笑い。
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国定市長と談笑する左から岩瀬三条市スポーツ少年団事務局、野崎体協会長、山田選手、国定市長
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「形としてお祝いをし、なおかつ市民の皆さんにもわかってもらえるようなものができるようにしたい」と話すと山田選手は「自分のことのように皆さん喜んでいただき、さらなる結果を残せるように励んでいきたい」と約束した。
山田選手は千葉県出身で、東京女子体育大学を卒業して昨年まで妙高市・国際自然環境アウトドア専門学校の非常勤講師を務め、今年度から三条市体育協会で育成指導員を務めており、1年の半分以上は海外で転戦している。
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左から野崎体協会長、山田選手、国定市長
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アジア大会のカヌースラローム競技は今大会で初めて種目に選ばれ、6選手が出場。予選は1位だったが、最後にミスが目立って3位に。「新潟から五輪を目指していきたいという気持ちが強いんで、また、結果でしか新潟県に恩返しができないと思ってるんで、ぜひ五輪に出場してメダルを持って帰って来ることによって皆さんに恩返しができるかなと思っています」と話していた。
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