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燕三条遺跡展2010のまがたま作りなどのイベントに参加者熱中 (2010.12.5)
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12月19日まで三条市歴史民俗産業資料館で開かれている燕三条遺跡展2010「調理具と器から歴史をたどる」三条会場展で5日、勾玉(まがたま)製作やクイズラリー、豪族や古代の衣装を着る衣装体験などのイベントが行われた。
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5日行われた燕三条遺跡展2010三条会場展のイベントの勾玉(まがたま)作り
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旧石器時代から古墳時代を中心に燕三条地域で発掘された遺物が展示されている。この日は展示説明会も開かれ、骨太な展示内容に地元の埋蔵文化財ファンの注目を集めている。
しかし、埋蔵文化財に詳しくない人や子どもにとって、取っつきにくいのは事実。その高い敷居を下げて、埋蔵文化財にふれるきっかけにしてもおうと、この日のイベントが行われた。
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参加者が作ったまがたま
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まがたまの製作は、滑石と呼ばれる、つめでも傷付けられるほど軟らかい石を使った。電動糸のこやヤスリ、サンドペーパーなどを使い、削って、研いで自分の好きな形に作り、約20人が参加した。
実際のまがたまと同様に「C」の形をしたものや星形、さらにはネコの顔も。ウシの顔を作るつもりが、「削ってくうちにイヌの顔になった」と苦笑いする人も。子どもも年配の人も真剣になって製作し、完成するとペンダントにしてさっそく首から下げてご機嫌だった。
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遺跡写真のパズルゲームも
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クイズラリーは子ども向けで、展示作品とあわせて設置された問題に回答。豪族や古代の衣装体験は、復元して作られた衣装を着て記念撮影。さらに遺物の復元になぞらえて遺物の写真を基に作ったパズルを完成させるゲームもあり、時間を忘れて熱中していた。
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