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県央地域で本格的な雪、16日にかけてさらに雪は強まる見込み (2010.12.15)

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冬型の気圧配置と強い寒気の影響で、日本海側の広い範囲で雪が降り、県央地域でも本格的な雪となった。16日にかけてさらに雪は強まる見込みだ。

本成寺付近で雪のなか学校から帰る小学生

本成寺付近で雪のなか学校から帰る小学生

15日の日中、三条の気温は氷点下にこそならなかったが、1度以下の厳しい冷え込みで、最高でも午後1時の0.8度。朝方は午前8時と同9時の0.4度が最低で、真冬同然だった。

日中はほとんど間断なく雪が降り続き、氷点下にならなかったこともあって水っぽい大粒の雪のことが多かった。県の調べでは午後3時の積雪は9センチだった。

朝にはあっと言う間に銀世界に変わったが、市街地の交通量の多い道路では、雪は降るあとからとけて、ところどころシャーベット状の雪があるていどだったが、山手の下田地区では道路にも雪が積もって側溝に脱輪する車もあり、夕方には主要地方道新潟小須戸三条線でも大型車が脱輪、渋滞が発生したようだ。

激しい雪でかすんで見える本成寺三門

激しい雪でかすんで見える本成寺三門

昨年も14日夜に雨が雪に変わり、翌15日朝は下田地区が雪景色に。12月も半ばになれば雪が降るのも当たり前だが、これまであられが降ったくらいだったのに、いきなり日中に、それも景色がかすむほどの激しい降り方には驚かされた。

三条市西本成寺1、法華宗総本山本成寺の境内や参道に並ぶ塔頭寺院の建物や木々は、白く雪化粧し、三条の象徴的な冬景色に変わっていた。