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三条市・ポケットパーク整備実行委員会の新潟大学大学院生らが6号ポケットパークの整備を国定市長にプレゼン (2010.12.17)
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三条市のJR弥彦線高架下の緑道脇にある小さな空き地「ポケットパーク」の整備を進める三条市・ポケットパーク整備実行委員会は17日、今年度、下田地区の里山のイメージで整備を進めた旭町1地内の6号ポケットパークを国定勇人市長にプレゼンテーションした。
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6号ポケットパークのプレゼンテーションを行うポケットパーク整備実行委員会の新潟大学大学院生
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11あるポケットパークのうち8カ所を2007年度から毎年1カ所ずつ、市民と学生のアイデアで整備している。地域の住民や施工関連業者、新潟大学大学院自然科学研究科西村伸也教授とそのゼミの学生がでポケットパーク整備実行委員会を組織。全体では、合併した三条市を取り巻く「里山」の緑の移植をテーマにしている。
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国定市長から賞状を受ける大学院生
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今年度でポケットパークの整備は4カ所目で、今回は東北電力県央営業所の交差点のはす向かい、旭町1地内の6号ポケットパークで、広さは70平方メートル余りの細長い敷地。下田地区の里山を再現しようと、5月の地元説明会やまちあるきを始め、下田地区のひめさゆり森林公園で木の種類などを確認、植える木を選定した。
木はエゴノキをメーンに決め、施工業者がボランティアで公園の木をポケットパークに移植し、五十嵐川の湾曲、丸いコンクリートで下田地区の集落を表現した。冬なので下草などは春になってから植える。
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整備された6号ポケットパーク
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西村伸也教授のゼミでは、1年の大学院生が4班に分かれてプランを錬り、地元住民による代表で、北山達也さん、河野泰教さん、錦舞子さんの班のプランを採用、次点は大図健太郎さん、高野亮さん、松岡聖史さんの班に決まった。プレゼンテーションには大学院生や西村教授、地域住民など実行委員会の11人が出席し、採用プランと次点になった2班に国定市長から賞状を贈ったほか、今回の整備を模型やプレゼンテーションソフトを使って大学院生が国定市長にプレゼンテーションした。
国定市長が感想を問うと大学院生は「いい経験になりました」、「自分たちが考えたのが実際に施工されるっていうのは感動的な経験でした」と話していた。
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プレゼンテーションに参加したポケットパーク整備実行委員会で記念撮影
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