燕三条駅観光物産センターがリニューアルオープン、オープニングセレモニーも行って華やかに再スタート (2010.12.19)

燕三条地場産業振興センター（理事長・国定勇人三条市長）がJR燕三条駅2階に設置する燕三条駅観光物産センターが19日、新たに「燕三条Wing」の愛称でリニューアルオープンし、燕三条地域への玄関口の新しい顔、観光と産業の情報の発信拠点に生まれ変わった。

燕三条地場産業振興センター「燕三条Wing」リニューアルオープンセレモニー

午前10時から燕三条Wing前でオープニングセレモニーを行い、関係者数十人のほか、100人を超える市民も集まった。

燕三条地場産業振興センター理事長の国定勇人三条市長は、物産センターが老朽化し、時代の流れにそぐわなくなり、「燕三条駅を本当の意味での皆さま方をお迎えする玄関口として、あるいは情報発信の拠点として位置づけていきたい」という思いで一昨年から燕三条ブランド検討委員会でリニューアルの検討を始めた経緯を話した。

あいさつする燕三条地場産業振興センター理事長の国定三条市長

リニューアルにあたっては、総務省の地域ICT利活用モデル構築事業を活用し、「ただ単に物産センターとしての役割をリニューアルさせるということでなく、これから先の燕三条地域が誇る産業観光をはじめとるするさまざまな観光、情報発信の舞台としてもこの燕三条Wingを位置づけていこう」というのがコンセプト。「県央地域地場産業振興センターとしても、いろんな形でイベントを構築しながら、また、いい形で情報発信しながら皆さま方にご愛顧いただけるような努力をしてまいりたい」と話した。

開場したセンターは大にぎわい

兼古耕一燕三条ブランド検討委員長は「地元の方からも見ていただいて、地元の観光資源を良く知ってもらいたい」、そのうえで「行政と一緒に地域の情報発信をしていきたい」とあいさつ。来賓祝辞で高木言芳JR東日本執行役員新潟支社長は、県内には年間7,500万人弱の人が観光に訪れており、これは「中越大震災前を上回る数」で、「この燕三条Wingnのオープンはありがたい」。「わたくしどもととしてもPRさせていただき、この地域に多くのお客さが来ていただけるように頑張りたい」と述べた。

ネイルアートのビューティー体験

合図に合わせて9人でテープカット、4人でくす玉開披のあと、来場者いちばん乗りに国定市長から花束を贈呈してオープン。来場者には整理券も配布して先着100人に記念品をプレゼントし、あわせて針金アートの体験やネイルアートのビューティー体験が行われ、階下ではイタリアンレストランもオープンしてにぎやかなオープニングとなった。