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『三条市民を「がん」から守るプロジェクト』で三条信用金庫で乳がん触診モデル展示 (2010.12.21)
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『三条市民を「がん」から守るプロジェクト』に取り組む三条信用金庫は、20日から本店を皮切りに乳がん触診モデルの展示を行い、翌年7月まで同金庫全27店舗を巡回して来店者に模型に触れてもらい、がん検診受診への関心を高めてもらう。
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三条信用金庫本店に展示された乳がん触診モデル
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三条信用金庫は、がん検診の受診率向上を目指す『三条市民を「がん」から守るプロジェクト」を三条市と協働で取り組む協定書を9月に締結。がん検診受診勧奨用リーフレット配付、がん検診に関するアンケートの実施、「がんを知るセミナー」開催など、さまざまな活動に取り組んでいる。
乳がん触診モデルは、人口皮膚でできた乳房の模型。右側が正常な乳房で、左側がしこりの入った乳房となっていて、正常と異常の比較ができる。左側のしこりには、がん、乳腺症など5種類の設定があり、形状や硬さなどの違いも知ってもらおうというもの。
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ディスプレーも行ってPR
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触診モデルは三条市福祉保健部健康づくり課の提供で、モデルを置いている段ボール製のディスプレー台は同金庫で制作。緑と白を基調にし、上部にピンク色のリボンと「大切なあなたの、大切なからだのために 乳がん自己検診」の文字を大きく書いている。さらに、乳がんの予防法は見つかっていないとして、「治療のポイントは、早期発見・早期治療」、「月一回の定期的な自己検診で、自分自身のからだを大切に守りましょう」と呼びかけ、触診モデルの説明を記載。ほかにも、乳がんやがんについてなどのリーフレットを設置している。
同金庫では、乳癌は自分で発見できる数少ないがんの一つ。触診モデルのしこりを実際に触れて頂くことにより、定期的な自己検診を心がけ、さらには各市町村で実施している乳がん検診の定期的な受診を広く呼びかけていくとしている。
触診モデルは、三条市旭町の本店では20日から翌23年1月7日まで展示。その後は、1店舗約1週間ずつの予定で、中央、一ノ木戸、四日町と三条市内、続いて、燕、新潟、見附、加茂の全27店舗を巡回し、各店のロビーに展示していく。
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