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燕市のアマチュア写真家、捧武さんを追悼して燕市産業史料館が捧さんの寄贈作品を追悼展示 (2010.12.23)
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燕市産業史料館(南部卓館長)は、同史料館を入ってすぐ右にのびる通路の壁面に20日になくなった燕市の写真家、捧武さんの作品を展示した。
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燕市産業資料館が急きょ捧武さんの作品を展示
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同史料館は先に捧さんからパネルにした作品30数点を寄付してもらった。1993年に第2回林忠彦賞を受賞した写真集『田園の微笑』に収録した写真をはじめ、昭和の町工場や燕の最後の煙管(きせる)職人とも言われる野島厚次さん(99)を撮影した作品が中心だ。
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展示されている捧さんの代表作「子供船長」
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「弥彦の社長さんと半玉」
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同史料館は昨年に続いてことしも6月に捧さんの作品展を開いた。20日に捧さんが急逝したことから追悼の意味を込めて急きょ、寄付を受けたもののなかから13点を22日に展示。翌23日にはキャプションもつけた。
2005年から東京都写真美術館で開かれた日本写真家協会展「日本の子ども60年」で、『田園の微笑』の収録作品「子供船長」をはじめ、昭和30年代を燕市周辺を舞台にした懐かしいモノクロ写真が並ぶ。
23日は来場者の多くが捧さんを知っていて、亡くなったことを惜しんでいた。このあと、2週間サイクルで2回、展示替えを行って寄付を受けた作品をすべて展示する計画だ。
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