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角利産業がことしも広域養護老人ホーム「県央寮」に切りもちや果物を寄付、ことしで実に40回目 (2010.12.29)
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角利産業(株)=加藤敏敦社長・三条市東本成寺=は28日、三条市吉田、広域養護老人ホーム「県央寮」(管理者・国定勇人三条市長)に恒例で切りもちなどを寄付し、一足早くお年寄りから正月気分を味わってもらった。
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県央寮管理者の国定三条市長(左)と角利産業の加藤社長(右)
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同社の寄付は、同ホーム設立翌年の昭和46年、先代社長の代から続けており、今回でちょうど40回目の節目の寄付となった。角利産業と角利製作所と、その社員がボーナスから善意を出し合い、ことしも切りもち200個、ミカン3箱、バナナ3箱、日本酒5本、しめて5万円相当を贈った。
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寄付したミカンやバナナの入った段ボール箱の前で加藤角利産業社長から国定市長に目録
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加藤社長はあいさつで、ことしももちを届けられたことを「自分自身も大変うれしく思っています」と喜んだ。「ことしは暑い日があったり、寒い日があったり」で過ごしにくかったが、自身の母がこの夏、89歳で亡くなくなり、89歳まで生きられたのは「幸せかなと思う」と同時に「親が亡くなるのは大変、寂しいもの」と話した。
入所者には「子どもさんやお孫さんのために、ぜひ長生きをしていただきたい」と励まし、ウイルスや風邪がはやっているが、栄養と休養を十分にとって、「来年の一年も元気で健やかに」と願った。
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さっそく角利産業社長から寄付してもらったもちを味わう入所者
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続いて、県央寮互助会の大山金吾会長(84)が、40年も寄付を続けるのは奇特で、産業界の厳しさを報道で知り、「こんな厳しい時代に、なおかつこうしていただくということは、誠にありがたく、ただただ感謝申し上げる」と入所者を代表して礼を述べた。
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国定市長と加藤社長も席を並べてもちで昼食
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続いて、国定市長と加藤社長らとともに入所者も昼食に移り、切りもちは、さっそく献立に登場した。利用者は好みや健康状態などによって切りもちか白玉を選び、あんこ、きな粉、納豆、雑煮で味わった。
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