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40回の節目となる三条市の2011年元旦マラソンでで初めての堀伸市さんが40回目の出場で表彰 (2011.1.1)
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旧三条市時代から数えると今度でちょうど40回目となる第6回三条市元旦マラソン大会が2011年元旦に行われる。開会式では、過去40回回目の大会すべてに出場となる唯一のランナー、堀伸市さん(76)が表彰を受ける。
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旧三条市時代から含めて40回の三条市の2011年元旦で初めての40回出増者として表彰される堀伸市さんと早知子さん夫婦
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三条市元旦マラソン大会は1971年(昭和46)に始まり、2006年に市町村合併に伴う新三条市の誕生えで回数をリセットし、新たに第1回としたが、通算すると今度で40回目になる。
連続出場が10回、20回、30回と10回ごとの節目になった参加者を表彰しており、40回表彰はもちろん40回目となる今回が初めてで、対象者は36歳で第1回から出場し続けた掘さん1人となる。
掘さんは、しみ抜きなど着物の加工業「静喜屋(しずきや)」=三条市本町2=の主人。一日中、家の中での仕事なので、運動不足解消にと元旦マラソンに出場するように。以来、毎年「3キロコース」に挑戦し、若いころは上位入賞の常連で2位になったこともある。
最初のころは、「ことしも出てみようか」という軽い気持ちで、続ける気もなかったに「気がついたら40年」と掘さん。レース中は苦しく、リタイアしそうになったこともあるが、ゴールすれば「すがすがしい気持で、楽しかった」。すると苦しさを忘れて「また、挑戦したい」という気持ちになる。
継続は目的ではなかったが、出場する限りへたな記録は出したくないので、12月に入ると1カ月後の本番に向けて調整開始。酒などをひかえて体調管理に気を使い、最高のコンディションづくりのために睡眠にも気を配り、大みそか夜の紅白歌合戦は最後まで見たことがない。
40年間出場を続けた今の心境は、「自分で自分をほめてあげたい。そういう気持ち」と目を細める。娘が中学生だったころは親子で出場したこともあり、今は娘婿と参加したたことも。掘さんを支えてきた妻の早知子さん(72)は、40回目の節目となる今回、「完走してくれればいいです」と笑顔で無事感想を願う。
掘さんは、元旦マラソンを続けてきたことが、健康にもつながり、仕事や生活などさらにつながる。また、健康だからこそ、マラソンもできて、仕事もできる、続けることでさらに信用にもつながり、すべてのものがつながっていると言う。
さらに、「できるだけ継続して、夢を持って元旦マラソンに参加してほしい。走ったあとに何か得るものがある」、「マラソンの記録というよりも、続けることが大切では」と話し、堀さん自身の記録を追い抜いていってほしいと若い人たちにエールを贈っている。
第6回元旦マラソンは、「3キロコース」、「5キロコース」、「10キロコース」、「歩け歩け(5キロ)コース」の4種目に合計1189人が申し込みを行っている。当日はオープン参加も受け付ける。集合場所の三条市総合体育館で午前7時50分から8時20分まで受け付け、8時30分から開会式を行ってスタートする。
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