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4日から新潟市・フジカラーアウラで秋山庄太郎写真芸術協会写友会員展新潟巡回展、捧武「かやぶきと生きる」 (2011.1.3)

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1月4日から31日までフジカラーアウラ=新潟市中央区紫竹山2=内の富士フォトギャラリー新潟で秋山庄太郎写真芸術協会写友会員展新潟巡回展、捧武「かやぶきと生きる」が開かれる。

秋山庄太郎写真芸術協会写友会員展新潟巡回展、捧武「かやぶきと生きる」に展示される作品のひとつ

秋山庄太郎写真芸術協会写友会員展新潟巡回展、捧武「かやぶきと生きる」に展示される作品のひとつ

秋山庄太郎写真芸術協会(高橋信夫理事長)は、昨年秋に秋山庄太郎写真芸術館=東京都港区南青山4=で同協会写友会員展を開き、3人の写友会員の作品を順に展示した。

捧さんの作品も収録した秋山庄太郎写真芸術協会写友会員展年鑑第1号

捧さんの作品も収録した秋山庄太郎写真芸術協会写友会員展年鑑第1号

その皮切りで、先に亡くなった第2回林忠彦賞受賞の燕市のアマチュア写真家、捧武さんが2003年に出版した写真集『かやぶきと生きる』の収録作品約30点を展示した。それらの作品をそっくり新潟に移して開く巡回展で、残念ながら遺作展という形での開催となる。

写真集『かやぶきと生きる』は、1992年に第2回林忠彦賞を受賞した『田園の微笑』に始まる捧さんにとって4作目の写真集。昭和30年代から刈羽郡高柳町(今の柏崎市)の荻ノ島地区で雪国でカヤぶきの家とともに生きる人たちや日本の原風景を納めたモノクロ写真126点を収録。秋山庄太郎氏が監修、題字を揮毫(きごう)したが、秋山氏は発刊直前に亡くなっている。

協賛は秋山庄太郎写真芸術館。木曜と日曜は定休日、開場は午前9時から午後6時半まで、最終日31日は午後3時まで。入場無料。問い合わせはフジカラーアウラ(電話:025-246-2272)へ。