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リニューアルオープンした燕三条駅観光物産センター「燕三条Wing」は、新年営業で昨年の2倍以上を集客 (2011.1.4)
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昨年12月にリニューアルオープンしたJR燕三条駅2階の燕三条駅観光物産センター「燕三条Wing」は、新年は2日から営業し、昨年の2倍以上を集客する盛況だった。
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新年は昨年の2倍超を集客している燕三条駅観光物産センター「燕三条Wing」
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燕三条の認知度向上やイメージアップを図ろうとリニューアルされ、それまでは物販オンリーのスペースだったが、リニューアル後は逆に物販スペースを全体の3分の1にしぼって取り扱い商品も厳選。3分の2を情報発信エリアに充て、ゆったりした休憩スペースにパソコンコーナーも設置した。
入場者は新年初日の2日が680人、3日が670人。昨年は2日280人、3日270人だったので、その裕に2倍以上が来場した。商品のアイテム数は大幅に減らしたが、売り上げは昨年並み。地元ラーメンの背脂ラーメンやカレーラーメンなど食品のなかには、予想以上の売れ行きで年末で売り切れたものもある。
帰省のピークは過ぎた4日にも新幹線の到着時間前後には、Uターンする帰省客や見送る家族、観光に訪れた若者などが発車までの待ち時間を利用して同センターへ立ち寄り、土産を買ったり、いすに座って話し込んだり。コンセントから電源をとって無料の無線LANを利用する人もいた。
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正面ディスプレーにもある燕三条ブランドのロゴマークも好評
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「すっかり変わったんですね」、「前からあったの?」とリニューアルの変わりように驚く人も。「スノーピークって、この辺にあるんだ。ほら、あのアウトドアの会社だよ」と話す人もいて、リニューアルの効果が着実に上がっている。
一方でセット販売のなかのひとつだけ欲しいという客には、職員が燕三条地場産業振興センターで単品の購入を勧めたが、アイテムの少なさを残念に思う人もいたようだ。
また、同センターの入口や包装紙にデザインされている「燕三条ブランド」のロゴマークが好評で、このロゴマーク入りの商品が欲しいという女性客の声もあり、情報の発信にとどまらず情報を収集するアンテナショップ的な役割も期待できそうだ。
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