|
31日まで「水道の塔 紅葉写真コンテスト」作品展で応募59作品すべてを展示 (2011.1.6)
|
|
|
|
燕市中央公民館は、6日から31日まで同公民館1階ロビーで「水道の塔 紅葉写真コンテスト」作品展を開き、応募のあった作品59点すべてを一堂に展示している。
|
31日まで燕市中央公民館ロビーで開かれている「水道の塔 紅葉写真コンテスト」作品展
|
同公民館の敷地に建つ水道の塔は、旧燕町の時代から燕のシンボル。昭和13年の建設で、同44年に給水事業としての役割を終えた後も取り壊さずに残し、老朽化が進んでいるもののことしは改修工事が予定され、市では歴史的文化遺産への登録を目指す考えだ。
|
水道の塔の側面図もあわせて展示
|
改修工事になれば外壁にからみつくツタが切り取られるため、昨秋は水道の塔とツタの紅葉がいったん見納めとなるため、初めて写真コンテストを開いた。
昨年12月17日まで1人2点以内で公募し、10点、20点くらいの応募を見込んでいたところ、予想をはるかに上回る59点もの応募があった。それらすべてを額に入れ、窓際に立てたパネルに下げて展示しているが、展示スペースに余裕がないくらいたくさんの作品がぎっしりと並んでいる。
作品はいずれも四つ切り。テーマに沿って水道の塔とツタの紅葉をメーンにしているが、時間を変えて日中の青空や夕方、さらに星空を背景にしたり、広角レンズを使って水道の塔が雄々しくそびえ立つ姿を強調したり。さらにヒマワリの花も画面に納めるなど工夫している。
同公民館に出入りする燕市民はほぼ間違いなく足を止めて写真に見入り、「子どもの時は写生に来たもんだ」、「燕のシンボルらっけね」とそれぞれの心の中に水道の塔の記憶やイメージを作品に重ねて見入っている。
関連リンク
|