|
地産地消を目指して三条まんま塾が地元の旬の農産物を紹介する旬の食材カレンダー「さんじょう旬暦」を作成、2月1日発売 (2011.1.13)
|
|
|
|
三条市の食と農の連携協議会「三条まんま塾」(川瀬弓子会長)は、月ごとに三条市の風物詩とともに地元でとれる旬の農産物やそれを生かした料理を紹介する旬の食材カレンダー「さんじょう旬暦(しゅんごよみ)」を初めて作成し、2月1日に販売開始する。
|
2月1日に「三条まんま塾」が販売開始する「さんじょう旬暦」
|
4月から来年3月までの2011年度分のカレンダーで、見開きA2判サイズ、500部を印刷し、一部1,000円で販売。表紙は、市の離乳食ステップアップ教室に参加した生後7カ月の赤ちゃんが初めて離乳食を食べたときの99の顔がぎっしりと並ぶ。
月ごとに見開き1ページを使い、ページ左に上から下へカレンダーを掲載。上半分にはその月の風物詩や行事の写真、下半分にはその月の旬の農産物や旬の農産物を使った料理「旬の食材クッキング」を写真とともに掲載する。
|
カレンダーのデザインとPRする食育推進室職員
|
4月なら洋ナシのル レクチエの花、モモの畑、下田地区新屋の春祭り、ホウレンソウ、ゼンマイ、折り菜など。5月なら三条まつりや田植え、アスパラガス、タケノコ、イチゴ「越後姫」。6月は笹団子、7月はキュウリの佃煮、8月はくじら汁といった具合に、地元の人ならそれぞれの時季を連想させてくれる。美しい風景や食材の写真をすっきりしたデザインでまとめ、飾る場所を選ばない。
毎月のカレンダーの最後に1ページを加え、41の農産物の旬の時期を一覧表示した「さんじょう農産物旬カレンダー」と市内のどの地区でどんな農産物がとれるかを地図上に表示した「さんじょう農産物マップ」を収録する。
三条まんま塾は、地産地消を旗印にそれに向けたさまざまな取り組みを市民、行政、企業が一体となって推進しようと昨年2月に発足した。しかし、地産地消を進めようにも、地元の農産物の旬の時期がわからない、どんな農産物が地元にあるのか、どこで入手したらいいのかわからないといった声が会員をはじめ、飲食店からも聞かれた。
そうした情報を一度に得られ、いつでも見られる場所に置いておけるようにとカレンダーにすることを発案した。カレンダーは健康づくり課食育推進室や農林課農業支援センターで販売するが、それ以外の場所でも販売も考えている。予約や問い合わせは食育推進室(電話:0256-34-5511、内線242)へ。
関連リンク
|