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三条市のホームページに2羽のハクチョウがハートを描くハッピーな写真 (2011.1.18)
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三条市のハクチョウ飛来地・森町地内の五十嵐川で、2羽のハクチョウが向かい合わせになってハート型を描いた写真が撮影され、「『白鳥ハート』を見ると幸せが訪れる?」と話題を集めている。
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三条市のホームページに掲載された2羽のハクチョウが描くハートの写真
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写真は14日午後4時ころの撮影。2羽のハクチョウが、胸とくちばしを合わせるように向き合い、たがいの首がちょうどハートを描いたように見える。思わずほおが緩み、ハッピーな気分になれる1枚だ。
撮影したのは、同所に近い諸橋轍次記念館内の(株)下田郷開発コーディネーター事務室の中野貴文さん(24)。三条市から撮影の依頼を受け、市ホームページの「森町白鳥飛来状況」のページに掲載するハクチョウの写真を昨年11月から週2回ほど撮影している。
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ハクチョウが描くハートを撮影した(株)下田郷開発コーディネーター事務室の中野さん
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中野さんは旧三条市出身だが、森町がハクチョウ飛来地と知ったのは撮影を始めてから。撮影経験もなかった。市のページへの掲載に責任を感じ、自身が発信する情報を多くの人に見てもらえてうれしいと言う。写真を提供する市担当者や仕事を通じて知り合った元カメラマンなどから撮影のポイントなどを聞いて勉強し、自分なりにアングルを変えるなど考えて撮っている。
そんななかで「白鳥ハート」のことを聞いた。それを自分の手で撮ろうと狙っていたが、これまでシャッターチャンスに巡り会わなかった。14日は200羽余りのハクチョウが飛来しており、そのなかで貴重な1枚の撮影に成功。「今までで一番いいでき」、「自分も幸せな気持になりました」と喜ぶ。
中野さんは、「このハートの白鳥をきっかけに、若い人たちも三条市(下田)に遊びに来てくれるとうれしい」。市ホームページでは、「ハートの白鳥を発見できると幸せが訪れると言われています」、「ぜひ幸せのハートの白鳥を見つけに来てください」の文字とともに写真を掲載している。
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17日夕方の森町のハクチョウのようす
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飛来場所は国道289号線沿いで、三条市街地方向から進み、諸橋轍次記念館より1キロ近く手前の市立荒沢小学校直前の信号交差点を左折し、鶴亀橋を渡った先を左折。積雪時期は駐車スペースが少なく、地域の人の除雪作業の妨げにならないよう注意も必要だ。
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