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甲信越地方初のベビーダンスインストラクター、三条市の千原さんのベビーダンス体験イベントに親子42組が参加 (2011.1.21)

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赤ちゃんを抱いてダンスする「ベビーダンス」の北信越地区初の認定インストラクター、千原由佳さん(34)=三条市鶴田=は21日、、三条市子育て拠点施設「すまいるランド」でベビーダンスの体験イベントを行い、0歳児を中心に42組の親子がベビーダンスを体験した。

21日に行われたベビーダンスの体験イベント、左手前が講師の千原さん

21日に行われたベビーダンスの体験イベント、左手前が講師の千原さん

ベビーダンスとは、赤ちゃんを抱っこひもなどを使ってかかえるように抱っこしながら、赤ちゃんをパートナーのように見立て、音楽に合わせて社交ダンスを基にしたステップを踏むダンス。

千原さんは、踊るのが大好きな3歳の娘があり、昨年、親子で楽しめるダンスはないかと調べ、インターネットでベビーダンスを見つけた。考えが似ていたこともあり、当時2歳の娘と東京都北区にある一般社団法人日本ベビーダンス協会のインストラクター養成講座に通い、甲信越地方で1人目の認定インストラクターとなっった。

参加したお母さんも笑顔が絶えない

参加したお母さんも笑顔が絶えない

この日の体験イベントは、「抱っこで踊ろうベビーダンス」をテーマに、健康な首の座った生後3カ月くらいから2歳前後の赤ちゃんと保護者を対象に参加を呼びかけ、1歳前後が中心の母子42組が参加。赤ちゃんの体のマッサージとお母さんのストレッチで準備運動してからベビーダンスに挑戦した。

音楽は初心者にもなじみやすいサンバのリズム。「だっこひも」で赤ちゃんを胸に抱えたお母さんたちは、千原さんの説明を聞きながら、ステップを踏む足元にも集中してダンスした。

外から見る限りは静かな動きだが、10分もするとお母さんたちの顔は赤くなり、額の汗をタオルでぬぐった。お母さんの笑い声や音楽が響いたが、ダンスでの揺れは最高の揺りかごだったようで、ほとんどの赤ちゅんがすやすやと眠っていた。

甲信越地方初の日本ベビーダンス協会認定インストラクターとなった講師の千原さんも娘と参加した

甲信越地方初の日本ベビーダンス協会認定インストラクターとなった講師の千原さんも娘と参加した

三条市中新、佐藤遥希君(10カ月)と参加したお母さんは、「ふだん動かしていないところも動かし、気持ちよかった」。遥希君もダンスを始めると気持ちよさそうにすぐに眠り、ステップは難しいところもあったが楽しかったと話していた。

ベビーダンスについて千原さんは、産後のお母さんの全身運動と有酸素運動でボディシェイブとストレス解消になるとアピール。赤ちゃんはお母さんの踏むステップに揺られて心地よく夢の中へ入り、寝かしつけやぐずり対策でつらいと思っていたが抱っこが、楽しいものへと変わると話している。千原さんの活動状況などはブログ「ひだまりのぬくもり」でも紹介している。