ことしも文化財予防デーの26日に国登録有形文化財の三条市歴史民俗産業資料館で防災訓練 (2011.1.21)

第57回文化財予防デーの1月26日、三条市は午後2時50分から三条市歴史民俗産業資料館で防災訓練を行う。

昨年に続いて文化財予防デーにあわせた防災訓練が行われる国登録有形文化財の三条市歴史民俗産業資料館

十数年前に県指定文化財の三条市・本成寺の三門で行って以来。今回は昨年8月に同資料館（旧武徳殿）が三条市初の国登録有形文化財に登録されたのにちなんで行った。

「文化財防火デー」は、昭和24年1月26日に現存する世界最古の木造建造物だった奈良県・法隆寺の金堂が炎上、壁画が焼損したことから、昭和30年に当時の文化庁が1月26日を文化財予防デーと制定。この日にあわせて全国の文化財建物で防火訓練などが行われている。

三条市では十数年前に県指定文化財の三条市・本成寺の三門で行ったことあるが、昨年8月に同資料館が旧武徳殿としてが三条市初の国登録有形文化財に登録されたのにちなんで初めて同資料館で行ったのに続き、ことしも同様に行う。

訓練には同資料館に隣接する青少年育成センターや図書館の職員も参加し、三条市消防本部から職員と消防車両3台も投入。防災訓練と消防本部の放水訓練のあと、消防本部による防災講話と消火器訓練も行う。

消火器訓練は見学の市民も参加でき、文化財に対する防火意識を啓発するためにも広く市民の見学を呼びかけている。