燕市で28日始まる第4回良寛書道展の審査結果決まり、金賞以上の市内小中学生の240点を展示 (2011.1.21)

燕市教育委員会では、28日から30日までの3日間、燕市文化センターで開く第4回良寛書道展を前に20日、応募作品の審査結果を発表した。

燕市文化センター前に設置された第4回良寛書道展の看板

合併前の吉田町と分水町がそれぞれ町内小中学生を対象に毎年開いていた書道展を燕市合併後に一本化し、分水にゆかりの深い書の達人でもあった禅僧、良寛にちなみ、その名を冠した書道展として3年前から開いている。

市内の小学校3年生から中学校3年生までを対象に、学年ごとに毎年同じ課題語句で学校を通じて作品を公募。ことしは市内16小学校のうち15校から1,723点と7中学校のうち6校から787点、計21校から2,510点の応募があった。

燕市美術協会書道部が審査し、学年ごとに優秀な作品から特選、準特選、金賞、銀賞、銅賞、佳作、入選の順に決めた。書道展にはそのうち金賞以上の240点を展示する。

毎年、燕市吉田産業会館を会場に開いてきたが、ことしに限ってはアスベストの除去や音響設備の補修が行われているため、燕市文化センターに会場を移して開く。会場が狭くなったのに伴い、昨年までは銅賞以上の展示だったのをことしは金賞以上にしぼった。そのため、昨年は1,565点を展示したのと比べると、その10分の1近くに規模は激減するが、応募点数は昨年の2,641点の約5%減にとどまった。

最終日の30日は午前9時時半から同センターで準特選以上を受賞者を対象に表彰式を行い、10時半から作品解説会も開く。会場に作品が展示される金賞以上の受賞者は次の通り。敬称略。