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大雪が一服した25日、三条市下田地区のハクチョウ飛来地には川面に約200羽のハクチョウ (2011.1.25)
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25日はこのところの大雪も一服して三条市では午後を中心に青空が広がり、下田地区のハクチョウの飛来地、森町地内の五十嵐川には約200羽のハクチョウが訪れてゆったりと羽を休めていた。
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三条市森町のハクチョウ飛来地
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下田地区には裕に1メートルを超す雪が積もっている。雪がなければ五十嵐川の左岸に沿う国道289号を車で走ると下にハクチョウを見ることができるが、路肩には除雪された雪の壁ができて今は見ることができない。
五十嵐川の河川敷も真っ白に雪が積もり、日が暮れるとよそへえさを探しに出掛けていたハクチョウも五十嵐川を上空から遡上(そじょう)するように下流側から舞い戻り、滑り込むように川面に着水。カモも一緒に川面に浮かび、えさのおこぼれにあずかろうと、スズメの群れもやって来て、トリたちの学校のようだ。
一方、22日に宮崎県で高病原性鳥インフルエンザが発生、強毒型も検出された。県は24日までに県内養鶏場などに電話などで確認したが異常はなかった。ちなみに三条市内にはニワトリを飼育しているところが7カ所ある。
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真っ白になったハクチョウ飛来地の河川敷
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森町の飛来地にも以前から鳥インフルエンザ予防のため、荒沢学区白鳥を愛する会と三条市で、ハクチョウやカモに絶対にさわらないよう呼びかける看板を設置している。
遠くからハクチョウの見学に訪れる人が鳥インフルエンザを心配することはほとんどいないが、地元ではできる限りハクチョウに近づかないという人も多く、鳥インフルエンザに対する警戒心には温度差がある。
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