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日本ビジネスアカデミアが燕市で全4回のfacebook活用セミナー (2011.1.27)
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燕市吉田神田町、日本ビジネスアカデミア(加藤昌樹代表)は、26日から4回、燕市吉田産業会館でfacebook活用セミナーを開いており、初日26日は20人が受講して「初めてのfacebookセミナー」のテーマで今、最も注目を集めるSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)、facebookの概要をいろいろな角度から学んでもらった。
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26日に燕市吉田産業会館で開かれたfacebook活用セミナー
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講師はAppleユーザー会「ガタリンゴ」の世話人代表でもある青野秀彦さん。facebookの現状や魅力、基本的な機能やサービス、操作方法、企業での活用方法など幅広い視点で話した。
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講師の青野さん
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受講者は地元ではない燕市外の人の方が多く、遠くは新発田市から参加。40歳前後の企業経営者が中心で、ほとんどがホームページをもち、ツイッターも始めていた。ざっと3分の2がfacebookのアカウントをもっているあたりに、アカウントをとっただけではわかりにくいfacebookの構造や仕組みの難しさや取っつきにくさを象徴していた。
facebookの大きな特徴のひとつが実名であること。青野さんはまず、紙のマスクで顔を隠し、しゃべらずに代わりに文字をプロジェクターで表示して見せ、匿名性がいかに不自然であるかを強調するとこから話を始めた。
最初に戸惑うのがニュースフィードの「ハイライト」と「最新情報」の2つの表示方法の違いで、青野さんは「ハイライト」はアルゴリズムに基づいて重要性の低い情報を間引いて表示していると説明。ツイッターのフォローが無制限なのに対し、facebookはフレンドの上限が5,000人であることにも注意をうながした。
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日本ビジネスアカデミア代表の加藤さん
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ビジネス的には公式ファンページで、東京のメンズウエアの小さなショップ「サティスファクション・ギャランティード」が23万人で国内トップのファンを集めていることから、「あらゆる業種でまだまだ日本一になれるチャンス」とその可能性に目を向けるよう求めた。
一方、ツイッターはとにかくフォロワーを増やすことがマーケティングに有効だからと片っ端からフォローする人が多いが、facebookでは「フレンドを増やすのが正義という誤解がある」と指摘。グループという機能によるセキュリティーの問題もあり、「顔見知りか知り合い意外はフレンドにしない方がいい」とアドバイスした。
「ネットのつながりがリアルにつながりに変わっていく速さがおもしろい」ところで、「ネットがソーシャルネットワーク化する流れは止められない」。いずれにしろ「中小企業にとっては無料」なのがfacebookのありがたいところで、ビジネスに活用を勧めていた。
日本ビジネスアカデミアは、7年前から経営者向けの塾を開き、燕市と三条市を中心に月1回以上のペースでセミナーを開いている。最近では社内研修、ファシリテーション、経営者向け合宿など県外から講師の依頼を受けることが多い。
昨年は爆発的にユーザーが増えたツイッターのセミナーを開いているが、先にfacebookを題材にした話題の米映画『ソーシャル・ネットワーク』が公開されてfacebookに対する注目が急に高まってきたことから、facebookについて知り立いという初心者のニーズにこたえようと、初めてfacebookのセミナーを開いた。
2週間足らずでツイッターとfacebookを中心に受講者を募った。代表の加藤さんは10人も受講者があればと考えていたので、20人の受講があって関心の高さに驚いていた。今後の3回の日程、講師は次の通り。いずれも午後7時から9時まで、会場は燕市吉田産業会館。問い合わせは加藤さん(電話:090-1661-3248)へ。
- 2月8日=第二回・動画を活用してファンと絆を深める方法/小林のぶよしさん
- 2月14日=第三回・女性目線でファンを増やすfacebookの活用法/鈴木フミエさん
- 2月23日=第四回・実名公開がもたらすファンページ作りの事例/伊藤綾秀さん
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