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加茂市青少年育成団体連絡協議会が加茂山で第6回雪合戦大会、ふかふかの大雪のなかで雪合戦に熱中 (2011.1.30)
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加茂市青少年育成団体連絡協議会(長谷川和智会長)は30日午前9時から加茂市・加茂山公園野外ステージ広場で第6回雪合戦大会を開き、約80人が参加。この冬の大雪にはこりごりだが、この日ばかりは雪合戦で雪国の恵を堪能した。
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30日に加茂山公園屋外ステージ広場で開かれた第6回雪合戦大会
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雪合戦といえば県内では魚沼地方で国際大会が開かれるなど盛んだが、わざわざ遠出しなくても地元で雪合戦を楽しめたらと毎年開いている。
昨年までは雪が降らず、雪球の代わりにカラーボールを使ったり、屋内の加茂市民体育館で開いたりと少雪に悩まされてきた。それでもこれまで一度も休まずに続けてきたかいがあり、ことしは十分過ぎるほどの大雪に恵まれた。
加茂山は1メートル前後もある深い雪に覆われ、地面から腰くらいの高さがある野外ステージと同じ高さくらいにまで雪が積もった。前夜に吹いた強風は収まり、雪も時々ちらつくていどで、今の時期なら絶好といえる雪合戦日和に恵まれた。
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ナイスな投球フォーム
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1チームは5人編成。新潟中央短期大学と加茂市ボーイスカウトからの2チームずつを含む、小学生の子どもの部6チームと中学生以上の大人の部7チームが参加。2チーム予選リーグ、決勝トーナメントで競った。
雪合戦の公式ルールもあるが、この大会はローカルルール。1試合3分間で、男子3点、女子5点の持ち点があり、雪球が当たるごとに1点ずつ減点され、0点で失格。先に相手チームの主将を失格させた方が勝ちで、試合が終わっても勝敗がつかなければ残った選手の人数、それも同数なら持ち点の合計で勝敗を決めた。
雪合戦ならだれもが経験している。試合が進むにつれていやでも勝敗にこだわり、主催者も「おとなげないんですよ」と笑うくらい、おとなも子どももなく熱中した。
手で雪を押し固めてもぱらぱら崩れてしまう厳しい冷え込みだったが、防寒対策は万全で試合中は汗ばむほど。ルールでは、勝ったチームは盛大に喜び、負けたチームは悔しさを大いにパフォーマンスするよう定めてある。
勝てば「やったー!」と万歳し、飛び上がって喜び、負けると「帰ろ、帰ろ−!」、「負けてやったんだよー!」といった具合で「おとなげない」時間を楽しんでいた。大会後は昼食にみんなでほかほかの豚汁を味わった。
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