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2月から三条市子育て応援宣言市民活動がスタート、個人、団体、企業で具体的な応援を宣言してやり遂げる (2011.2.1)
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三条市は1日、安心して子どもを生み育てられるまちづくりを推進するため、個人や団体、企業が子育て中の親や子どもに対してできる思いやりや手伝いなどの気持ちうを言葉にして宣言し、実行してもらおうと「三条市子育て応援宣言市民運動」をスタートした。
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第一号の子育て応援宣言を記入、投かんする国定市長
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まずは、自分ができるオリジナルの子育て応援宣言の内容を考える。例えば個人なら、子どもや妊婦の近くでタバコを吸わない、近所の子どもに明るくあいさつするといった、今すぐできる簡単なことで構わない。
団体なら、公園や道路のごみ拾い運動をする、地域の子どもたちにあいさつ運動をする、企業なら子どもの看護にかかわる休暇に配慮する、女性が育児休暇を取りやすい職場づくりをする、乳幼児を連れた客のために店内に授乳室を設けるなど、それぞれが実行できる思いやりや手伝いたい気持ちを宣言する。
宣言の内容が決まったら、市に宣言する。宣言の方法は、所定の用紙に記入して市役所へ持参するかファクシミリ、郵送、メール、ホームページでパソコンや携帯電話など都合のいい方法で提出する。
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子育て応援宣言カード
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宣言を受け取った市は、個人には「宣言カード」に、企業や団体には「宣言証」に、それぞれの宣言を記載して郵送する。
運動初日の1日、午前9時から三条庁舎総合窓口付近に設置された記載台の前でセレモニーを行い、国定勇人市長が第1号の宣言を読み上げて、投かんし、子育て応援宣言市民運動をスタートした。
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宣言書を読み上げた国定市長
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国定市長の宣言は、「『三条市』という団体の立場としては、男性職員の育児参加を応援します。男性職員も育児休業を取りやすい職場づくりをしていきます。『ノー残業デー』の徹底に努め、家族団らんの時間を増やします。」。
個人では、「おすすめの絵本を紹介します」。国定市長は、男女共同参画の取り組みで月に20冊の絵本を子どもに読み聞かせしている。その後、子どもたちの感想も聞いて感想文をホームページで公開する「勇人パパと絵本を楽しもう」を昨秋から続けている。
親の目線に加えて、子どもたちの素直な反応もあり、子育て中の人も、絵本をプレゼントしたい人など子育て中ではない人も参考になるので、市民から見てほしいと求めていた。
三条市では、安心して子どもを生み育てられるまちづくりのため、より多くの人に「子育て応援宣言」をしてもらいたいと願い、運動のPRしていく。
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