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三条市社会福祉協議会が初めて除雪ボランティアを募集 (2011.2.1)
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三条市社会福祉協議会では、除雪で日常生活が困難になり、自分で除雪が困難な高齢者を対象に派遣する除雪ボランティアを募集している。以前から三条市内では進んで除雪のボランティアを行っている企業はあるが、同協議会からボランティアを募集するのは初めて。
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三条市社会福祉協議会が事務所を置く三条市総合福祉センター
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同協議会では、自力での雪下ろしなどが困難な要援護世帯に対し、除雪1回につき15,000円を限度にひと冬2回まで助成する除雪支援を行っているが、市内の業者による雪下ろし注文は手一杯の状況で、今から注文しても作業まで数日かかることがある。
三条市も除雪対策本部を設置するなか、同協議会でも対応に乗り出そうと、ボランティアを募集することにした。初めてのことなので、具体的な作業実施までは段取りはまだ手探り。とりあえず、ボランティアを募り、どういった人が集まり、都合のつく時間などを調整したうえで、民生委員を通じてボラティア先を探す。
そのなかで課題をあぶり出し、問題点があれば修正していく。考えてばかりいても始まらないので、とにかくまず一歩を踏み出すことにした。
長岡市は雪害ボランティアセンターを設置して初めて除雪ボランティアの公募を開始しており、三条市でも大勢のボランティアの応募が期待される。
除雪援助対象者は75歳以上の高齢者世帯、75歳以上の高齢者だけで構成されている世帯、75歳以上の高齢者と義務教育終了前の児童だけで構成されている世帯、さらにこれらに含まれないがこれに準ずると認められる要援護世帯。
募集期間は2月28日までで、申し込みは同協議会へ除雪ボランティア申し込みを書を提出するか電話(0256-33-8511)、ファクス(0256-33-3004)でも受け付ける。
活動内容は除雪が困難な世帯への除雪活動で、屋根の雪下ろし、屋根から下ろした雪の撤去、出入り口や避難口などの除雪。活動日程は同協議会で調整し、参加者に連絡する。
活動の集合場所は、三条地区・総合福祉センター、栄地区・老人福祉センター、下田地区・デイサービスセンター「桃寿苑」で、午前9時集合。自家用車を参加者が提供し、相乗りで活動地区へ移動し、正午から1時間の休憩をはさんで午前10時から午後3時まで活動した後、集合場所に戻って解散する。
参加者は防寒具、手袋、長靴、帽子、昼食を持参し、着替えを2、3組準備した方がいい。できるだけスコップやスノーダンプなどの雪かき道具を持参する。ボランティア活動保険に加入し、保険料は同協議会が負担する。詳しくは同協議会へ。
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