|
三条市内唯一の国登録有形文化財、旧武徳殿の三条市歴史民俗産業資料館で屋根の雪下ろし (2011.2.2)
|
|
|
|
三条市内で唯一の国登録有形文化財である三条市歴史民俗産業資料館で2日、屋根の雪下ろしが行われている。
|
三条市歴史民俗産業資料館で行われている屋根の雪下ろし作業
|
三条市は1月30日に開いた第1回除雪対策本部会議で雪下ろしや除雪が必要な公共施設をリストアップした。本体の雪下ろしが必要となったのは14施設で、そのうちのひとつが同資料館だ。
同資料館は、武徳殿として昭和10年(1935)に建築された木造平屋建てで、建設からすでに80年近く。老朽化が進んでおり、三条市初の国登録有形文化財なので雪下ろしが最優先される施設だ。
以前に市職員で雪下ろししたことがあるが、今回は業者に発注した。雪は主屋よりも一段低く取り付けられた下屋の方に多く積もっているため、下屋部分だけを雪下ろしすることに。この日は朝から同資料館裏手の図書館側の下屋から作業員3人で雪下ろしに取りかかった。
|
青空が広がる絶好の雪下ろし日和
|
下屋の雪は腰の高さくらいまで積もっており、瓦に近い部分は解けたり凍ったりを繰り返して氷のようになっている。作業員ははしごで屋根に上り、スコップをついて雪をサイコロのような形にしては下に投げ捨て、みるみるうちに片付いていた。
幸い朝から青空が広がって絶好の雪下ろし日和。それでも作業は1日で終わらない可能性があるとのことで、終わらなければ翌3日も行う。
|
資料館正面には除雪された雪の山、屋根も真っ白
|
|