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三条市除雪対策本部の体制を縮小、24時間体制を解き、6人体制を休日は4人体制に (2011.2.4)

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三条市除雪対策本部は3日、本部会議を開いて市内の除雪や排雪状況を報告、今後の気象予報を確認するとともに、これまでの本部の24時間体制を午後9時までとすることなど体制の縮小を決めた。

3日開かれた三条市除雪対策本部の会議

3日開かれた三条市除雪対策本部の会議

本部員の部長らがそれぞれ担当の状況報告を行った。3日午後1時までの被害状況は、人的被害で死者2人、重傷1人、軽傷11人。建物被害は、農舎の全壊2棟(栗林、山王)、倉庫全壊1棟(井栗2)、半壊1棟(飯田)、市民プール敷地内倉庫1棟全壊。

市内の除雪についてでは、3日までの市内の一斉除雪は計8回。排雪場所の状況は、総合運動公園内は敷地約10,000平方メートルに搬入量は約7,000平方メートル、下水処理センターは5,700平方メートルに約1,000平方メートル、下田大橋上流2,000平方メートルに約400平方メートルの排雪が行われた。公共施設の雪下ろしは翌4日と5日の2件で終了する。

問い合わせ状況は、本部を設置した1月29日から2日まで5日間の市民からの苦情や問い合わせなどは計168件で、最高は1月31日の46件で、2日は29件だった。

これらの報告と今後の気象状況などを聞いたうえで、これまでの同本部の24時間体制を夜間については午後9時までとし、現在の6人体制を休日は土木課2人、行政課1人、消防1人の4人体制へと縮小することを決めた。

国定市長はあいさつで、10数年ぶりの除雪対策本部設置と連日連夜で対応する職員や除雪業者への労をねぎらった。また、吉田実副市長は、今後も2月中旬までは気を抜けない状況が続くとし、雪が溶けて気温が下がると水道管の破裂などへの対応もでてくると、引き続きの対応と協力を求めた。