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明間印刷所がトキをモチーフにしたペーパークラフトのアートパネルを三条市に寄付 (2011.2.10)
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三条市月岡1、(株)明間印刷所(明間隆三社長)は10日、同社で制作したトキがモチーフのペーパークラフトのアートパネルを三条市に寄付した。
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明間印刷所が寄付したトキをモチーフにしたペーパークラフトのアートパネルを背にいちばん左が国定市長、隣りが明間社長
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「Nipponia nippon 永遠なる飛翔」のタイトルで縦90センチ、横180センチの1畳サイズ。トキの羽の色を思わせるオレンジ色のグラデーションの水平に延び、その上を75羽の白い紙製のトキが舞う3Dアート作品だ。
午後1時に明間社長と背景の塗装に協力した諸橋塗装の諸橋重雄さん=三条市東本成寺=ら4人が市役所を訪れ、国定市長に作品を渡した。
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紙のトキが舞う3Dアート
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トキの学名が「Nipponia nippon」で、「まさに日本を背負っている鳥だと知り、大和魂に火がついた」と明間社長。絶滅が危ぶまれたトキは、厳しい環境にある今の国やモノづくりを行う自分たち中小企業に似るところがあるという思いから、トキの保護に関心をもった。
そこで、収益の一部を新潟県トキ保護募金に寄付を決め、、一級建築士で折り紙建築を手がける木原隆明さんデザインのつがいのトキが大空を羽ばたくメッセージカード付き「折り紙造形」を制作、春から販売することにした。
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明間印刷所が発売する木原隆明さんデザインのつがいのトキが大空を羽ばたくメッセージカード付き「折り紙造形」
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今回のアートパネルは、そのトキをデザインしたもの。明間社長は「実際にこれだけのトキが飛んでいる姿を見てみたい。日本中をトキが飛び回ってくれる環境になれば」、「ぜひ三条から発信していってほしい」と思いを伝え、国定市長も「三条でもこれだけのトキを見てみたいですね」と、受け止めていた。
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