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リバーフロント整備センターが燕市で建設中の大河津分水さくら公園にあずまや2基を寄付 (2011.2.10)
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財団法人リバーフロント整備センター=東京都中央区新川1=は、燕市が建設中の大河津分水さくら公園にあずまや2基を寄付し、10日午後2時から現地でその寄贈式が行われた。
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山岸正義都市整備部長に寄付申請書を手渡すリバーフロント整備センターの柿崎調査役
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リバーフロント整備センターから柿崎暹調査役ら3人が訪れ、柿崎調査役から燕市の山岸正義都市整備部長に寄付申請書を手渡し、山岸部長から柿崎調査役に寄付受納を手渡した。
「皆さんの安らぎの場として長く活用されることを願うとともに、施設の管理にもご配慮くださるようお願い申し上げます」と述べ、山岸部長は、「さくら亭」と命名したことを報告し、礼を述べた。
リバーフロント整備センターは、河川など水辺にかかわるテーマや行政と住民に密接に関連するテーマについて学識経験者などとネットワークを構築し、研究・開発に取り組んでいる。
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左からリバーフロント整備センターの永島研究員、柿崎調査役、山岸都市整備部長
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発足した昭和62年度から「水辺事業の設置事業」を行い、日本宝くじ協会の助成を受けて、全国の市町村から水辺施設案を公募、選定してあずまや、自然観察施設、ビオトープ施設などの水辺施設を設置している。
昨年度までに全国84施設を設置して市町村に寄付しており、今年度の設置は5施設。そのひとつに大河津分水さくら公園のあずまやを選定した。
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写真左奥と右手前の2基のあずまやをリバーフロント整備センターが寄付
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あずまや2基はすでに設置が終わっており、上から見ると正方形で芯柱が2.5メートル四方、屋根が3.5メートル四方の大きさで、屋根の下にいすを設置。資金は日本宝くじ協会が普及宣伝事業として提供し、事業費は682.5万円。
大河津分水さくら公園は、信濃川大河津資料館の下流側、この春も4月17日においらん道中が行われる「日本さくら名所百選」にもなった通称「桜土手」の下、五千石地内に建設中で、広さ49,600平方メートル。
3月末までに完成、開園の計画だが、予算削減で道路の舗装を見合わせるなど計画も縮小した。あずまやも当初の計画にはあったものの削減対象になったが、今回の寄付で復活したことになる。
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