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住宅用火災警報器の設置期限に向けて三条市シルバー人材センターが「ちょこっto隊」による火災警報器の取り付け事業 (2011.2.15)
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三条市シルバー人材センター(古沢冨雄理事長)は、住宅用火災警報器の設置期限が5月31日に迫っていることから、1月から「ちょこっto隊(ちょこっとたい)」による火災警報器の取り付け事業を行っているが出足は鈍く、広く利用を呼びかけている。
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三条市シルバー人材センターの「ちょこっto隊」が火災警報器の取り付け事業で設置する火災警報機器と「ちょこっto隊」グループリーダー用のベスト
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同センターは昨年3月、会員5人を隊員に公共施設の机の修繕などを行う「ちょこっto隊」を結成。ことし1月から隊員を21人に大幅増強して住宅用火災警報器の取り付け事業をスタートした。
高齢者世帯の火災が増えるなか、火災警報器は天井や壁の高いところに設置する必要があり、自分で設置するのが難しい高齢者も多いと思われることから、その設置作業を行うもの。
市価約3,000円の火災警報機器を機器と取り付け料込みで1台につき3,500円で設置。また、取り付けだけでも1台につき1,000円で取り付ける。
格安な料金設定だが、思ったほど注文は伸びていない。15日までの注文は8件で、すでに設置作業が終わったのは4件の9個となっている。
まだ設置期限まで数カ月あり、2階以上に寝室がある場合は寝室と階段など複数の設置が必要になって金額がかさむこともあるのか、出足は鈍い。
同センターでは「ちょこっto隊」隊員のグループリーダー用に背中に「ちょこっto隊」とあるベストもつくって張り切っており、市民からの注文を待っている。
同センターの佐藤密夫事務局長は、家具の転倒防止金具の取り付けなど「これから少しずつ仕事の範囲を広げていきたい」と「ちょこっto隊」の活躍のフィールドの拡大も考えている。住宅用火災警報器の取り付けの問い合わせや依頼は同センター(電話:0256-34-2526)へ。
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