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三条市の新年度予算案の一般会計は前年度比10.6%、52.9億円増の550.5億円で「Go!Go!Oh!Go!」 (2011.2.20)
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三条市は18日、平成23年度当初予算概要説明会を開き、一般会計は前年度比10.6%、52億9000万円の大幅増で過去最大規模の550億5000万円、特別会計を含む全体で前年度比44億8350万円増の777億7390万円となる新年度予算案を示した。国定勇人市長は一般会計予算を語呂合わせで「Go!Go!Oh!Go!」と読み、バランス型予算としている。
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三条市の平成23年度当初予算概要説明会
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一般会計で投資的経費の予算規模は前年度比58.1%増の124億3448万9000円、財政調整基金の取崩は109.1%増の1億2000万円、地方債の発行は14.3%増の13億2070万円。
大幅な予算増については、投資的経費となる平成24年度中供用開始予定のごみ処理施設建設(72億4000万円)の本格化と平成24年9月開校予定の第二中学校区小中一体校(一ノ木戸小学校移転・4億0207万3000円)、裏館小学校の建設(1億7792万3000円・ただし平成22年補正予算を含む16億8000万円)の本格化などが主な要因としている。
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会見する国定市長
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国定勇人市長は、一般会計当初予算のポイントを「5つの徹底と3つの基盤を基軸としてバランスよく予算配分」とした。政策の柱とする5つの徹底は、地域経済の再活性化(94億8000万円)、子育て環境の充実(33億2000万円)、スマートウェルネス三条の推進(1億5000万円)、シティセールスの推進(2億5000万円)、市民参加の徹底(5000万円)。
3つの基盤は、行財政改革の推進(△3.8億円)、社会インフラの整備促進(103.4億円)、力強い地域基盤の確立(2.1億円)。
議案概要説明会後の記者会見で国定市長は、第一中学校区の一体型校舎について主要事業説明のなかで「一体型校舎の施設整備に向けて取組を進める」とあるが、どの段階まで進めたいかとの質問に、今の状況は基本設計が取りまとめつつある段階だが、詳細設計がまとまらなければ予算措置ができず、詳細設計は半年強はかかるため、できるだけ早くとは思っているが、そこの数字が出てこないと次のステップに入り難いとした。
しかし、現在、小中一貫教育検討委員会に教育委員会案を示されてプロセスをたたどっている状況で、議論から最終結論を受けてそれを最大限に尊重し、詳細設計に粛々と進めるということになると答えた。
また、国定市長はブログ「三条市長日記」の「バランス型予算」の記事で予算案発表について書き、一般会計総額550億5000万円を「Go!Go!Oh!Go!予算と覚えていただければ宜しい」とし、前年度対比10.6%増と大幅な積極型予算だが、これはごみ処理施設や第二中学校区一体校といった大規模施設の建設工事の本格化に伴うのが原因で、予算編成の立場からは「“積極型予算”というよりは“バランス型予算”という意識の方がピッタリ」としている。
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