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燕市が人材育成施設「燕市磨き屋一番館」平成23年度技能研修生3人を募集中 (2011.2.21)
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燕市では、金属研磨業の後継者育成と新規開業促進のための人材育成施設「燕市磨き屋一番館」=燕市小池=の平成23年度技能研修生3人を募集している。
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平成23年度技能研修生3人を募集している燕市磨き屋一番館
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研修生制度は、金属加工産業の基盤技術ある金属研磨業の後継者の育成を図り、金属研磨技術の伝承と地場産業の活性化への寄与が目的。研修生は事業委託先の燕研磨振興協同組合(予定)と雇用契約を結び、毎月約15万円の奨学金を受けて3年間の研修期間で研磨技術を学ぶ。
応募資格は、金属研磨技術の習得に興味と関心があり、かつ金属研磨業の後継者か、就職や開業を目指す人(在職者は雇用主から応募についての了解を得る)。または、昭和50年4月2日から平成5年4月1日生まれの人。
研修期間は平成23年4月1日から25年3月31日までの3年。、毎週月曜から土曜の原則として午前8時半から午後5時45分までの研修。燕市産業カレンダーの休日を除く。
研修は、指導員による実技研修を中心に、それぞれの能力に応じて対応する。
研修生には奨学金を支給する。支給額の算定は、新潟県最低賃金(時給)×毎日の勤務時間数(8時間を限度)×毎月の勤務日数(22日を限度)。毎月末の支給で、社会保険(医療保険、厚生年金)、労働保険(雇用保険、労災保険)に加入する。
申し込みは、3月11日まで燕市商工観光部商工観観光課(市役所吉田庁舎内)で受け付けている。燕市磨き屋一番館技能研修生申込書に記入し、写真を張り付けた指定の履歴書、最終学歴の卒業証明書を提出する。申込書と履歴書はホームページからダウンロードできる。
採用試験は3月23日に燕市磨き屋一番館で面接試験を行う。応募が多い場合は書類による一次選考を行う。問い合わせは、燕市商工観光部商工観光課(電話:0256-92‐2111)へ。
磨き屋一番館の研修制度は、平成19年度から5回目。昨年3月に初年度の研修生6人が3年間の研修を修了している。東京や北海道など県外も含む6人の研修生のうち、1人は燕市内で独立開業、4人は市内の事業所に就職、1人は家庭の都合で仕事に就くことは延期。また、このほか途中で研修を終了した1人も市内で開業している。
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